レノボは、北京で開催中のプライベートショーに合わせて、ノートパソコンの新製品を発表した。「Lenovo Z41」「Lenovo Z51」「Ideapad 100」の3シリーズを発表した。国内での販売は未定。
Z41とZ51は“マルチメディア・ワークステーション”を標榜し、音楽や動画愛好者向けの製品。Z51にはReal Sense対応モデルも用意する。Ideapad 100は最小限の機能をシンプルに使いこなしたい人向けの製品となる。
Lenovo Z41は14.0型、Z51は15.6型の1920×1080ドット(FHD)ディスプレーを採用。オプションでAMD製GPU(Z41がR7-M360、Z51がR9-M375)を選択可能。JBLスピーカーやDolby DS 1.0 Home Theaterなどを組みあせた高音質な再生も可能だという。
CPUはCore i5またはCore i7。最大メモリー16GB。ストレージは最大で1TBのHDDまたはSSHDを搭載可能。IEEE 802.11acなどを搭載する。USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、オーディオコンボジャックなどを装備。OSはWindows 8.1 Update。バッテリー駆動時間は約4時間。
Z41は幅347×奥行き249×高さ24.4mm/約2.1kg。Z51は幅384×奥行き265×高さ24.6mm/約2.3kg。
Ideapad 100はBayTrail-M世代のPentium N3540(2.16GHz)を搭載。14型または15.6型の1366×768ドット(WXGA)ディスプレーが選べる。ストレージにはSSD128GB、HDD500GBを選べる。OSはWindows 8.1 Update。
外部入出力端子は、USB 3.0×1、USB 2.0×1、SDカードスロット、IEEE 802.11b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI出力、Ethernet、30万画素Webカメラ、音声入出力、1.5Wモノラルスピーカーなど。バッテリ駆動時間は4時間(30Wh)。本体サイズは14型が幅340×奥行き237.8×高さ20.2mm/約1.9kg、15型が幅378×奥行き265×高さ22.6mm/約2.3kg。
いずれも米国での販売は6月を予定。価格はZ41が499ドルから、Z51がRealSenseカメラ/Core i5/8GBメモリーの構成で599ドルから。Ideapad 100の価格は249ドルから。