日本マイクロソフトとリクルート住まいカンパニーは5月25日、地図技術を活用した新しい住宅・不動産検索サービス「Bing不動産」を提供開始した。
Bing不動産は、地図プラットフォーム「Bing Maps」の技術を活用し、「地図上で物件を探す」というコンセプトに特化したスタイルの不動産検索サービス。地図ベースであることの優位性を活かし、豊富な視覚的表現や直感的な操作を実現しているという。Bing Mapsがパートナー企業と連携したソリューションとして提供されるのは国内初となる。
検索対象となるのは、新築・中古のマンションや一戸建て住宅および賃貸物件。地図上から物件情報を確認できるのはもちろん、価格・占有面積・駅から徒歩~分などの情報で物件を絞り込むスライダー機能、補足的な情報収集が可能なBing検索との連動機能などを備える。物件情報はリクルート住まいカンパニーの事業ブランド「SUUMO」が保有する物件データベースを使用しており、詳細画面では間取りや画像ギャラリーなどの物件情報、資料請求なども可能となっている。
気に入った物件を見つけた場合は、「周辺施設」機能により、物件周辺のコンビニやドラッグストアなどを確認でき、土地の利便性を類推できるという。また、オーバーレイ機能により、用途地域、地価公示価格などを地図に重ねて表示することで、より詳細な検索が可能となっている。
当初はPC版のみの提供となり、スマホ・タブレット版については「検討中」とのこと。