コーレルは、エントリー向けのペイントソフト「Corel Painter Essentials」の8年ぶりになる新モデル「Corel Painter Essentials 5」を29日に発売する。価格は通常版が9800円(税別)、ダウンロード版が7800円(税別)、アカデミック版は5800円(税別)。
Painter 2015の機能をエントリーモデルに収録
Corel Painter Essentials 5では、Painter 2015に搭載していた物理学を利用して筆圧や方向に反応して表現できるブラシ「粒子ブラシ」をこちらにも収録。キャンバスの片側での描画操作を反対側にすべてコピーするデジタルらしい「ミラーペインティング」機能も搭載する。
エントリーモデルのペイントソフトならではの機能として、既存の絵や写真を色鉛筆や鉛筆、印象派のような仕上がりで表現できる「自動ペインティング」機能を搭載している。こちらは絵や写真の輪郭線のみを抽出することも可能だという。ただ、使用する絵や写真の境界線がはっきりしていないとうまく描画できないとのことだ。
Android版のアプリ「Painter Mobile for Android」と同期するも可能だ。Wacom製のタブレットや8年前は一般的ではなかった64bitOSにもサポートしている。