「安かろう、悪かろう」はすでに過去
最新モデル「ZenFone 2」が月額2017円※で手に入る!
ASCII.jp読者の方々なら、すでに「格安スマホ」や「MVNO」といったキーワードを耳にしたことはあるだろう。以前からスマホの情報をチェックしている方なら「格安SIM」のほうがしっくりくるかもしれない。改めてザックリおさらいしておくと、格安スマホとは、大手通信キャリアよりもはるかにリーズナブルな月額料金で使えるスマホのことで、MVNOは格安な端末やモバイル通信サービスを提供する事業者のこと。そして格安SIMは、その通信サービスで利用するSIMカードのことだ。
これら格安スマホ界隈では、めざましい&めまぐるしい勢いでサービスが進化しており、人気に火がつき始めた1〜2年前に比べて使える端末や通信回線がはるかにグレードアップしている。どんなサービスなのか理解しているつもりでも、すでにその情報が古くなっている可能性があるのだ。そこで今回は、フュージョン・コミュニケーションズが運営する「楽天モバイル」を例に挙げ、格安スマホにまつわる最新情報を解説していこう。特に楽天モバイルは、他MVNOには難しいポイントシステム、「楽天スーパーポイント」によるお得感も打ち出しているだけに、今後とも注目株なのだ。
※ZenFone 2「32GBモデル/メインメモリ2GB」+データSIM(SMSなし)ベーシックプランを24回の分割払いで購入したときの月額利用料(税別、通話料は含まず)
Q:格安スマホって性能が低くて種類が少ないんでしょ?
A:最新フラグシップモデル、ミドルレンジからタブレットまで豊富
これまでに格安スマホをチェックした経験がある方なら、従来の端末のうち“いいスマホ”は少なかったことをご存知のはず。確かに安価だが、性能や機能を抑えたエントリー向けモデルが中心だった。大手通信キャリアが販売するいわゆる「キャリアスマホ」と比べると、スマホとしての魅力がいまひとつの製品が多かったのだ。
しかし今や状況が大きく変わり、最新フラグシップモデルが格安スマホとしてラインナップされている。たとえば「楽天モバイル」では、世界的に注目を集めているASUS「ZenFone 2」が、通信サービスとセット購入できる端末として販売されている(端末の発送は5月中旬以降を予定)。
さらに「楽天モバイル」では、同じくハイエンド向けの高級機として、HuaweiのオクタコアCPU搭載スマホ「Ascend Mate7」を用意。標準的な機能と性能を備えるソニーの「Xperia J1 Compact」、ASUSの「ZenFone 5」などがラインナップされている。しかも、Windows 8.1 with Bingを搭載したレノボ・ジャパンの10.1型タブレット「YOGA Tablet 2」、NECプラットフォームズのLTE対応モバイルルーター「Aterm MR03LN」を揃えるなど、なかなか「ツボ」を抑えたラインナップなのだ。
「楽天モバイル」であれば、高性能で人気のモデルを多数揃えており、格安スマホだからといって性能をあきらめる必要はまったくないのだ。