中心部はしっかり、周辺はソフトな描写のシンプルレンズ
クラシカルなイメージを撮影できるポートレートレンズ「レンズベビーVelvet 56」
2015年05月11日 17時44分更新
ケンコー・トキナーは5月9日、米レンズベビーのクラッシックポートレートレンズ「レンズベビーVelvet 56」を国内販売すると発表した。6月中旬の発売となる。
Velvet 56は3群4枚のレンズ構成を持ち、高次球面収差を出すことにより、ソフトな描写が可能。レンズへのフィルター装着やフォトレタッチによる描写と異なり、中心部ではしっかりした描写、周辺部ではソフトなボケ具合が楽しめる。
ボディカラーが黒のVelvet 56とシルバーのVelvet 56 SEの2製品が用意される。対応マウントはニコンF用、キヤノンEF用、ソニーA用、ペンタックスK用の4種類(シルバーはニコンF用/キヤノンEF用のみ)。なお電子接点はなく、マニュアルフォーカスのみとなる。
焦点距離56mm、F1.6。35mmフルサイズフォーマット。全長85.25×最大径72mm、重量410g。予想実売はVelvet 56が6万4800円前後、Velvet 56 SEが7万5600円前後。