AMDはニューヨークで開催した「2015 Financial Analyst Day」で、新型APU「AMD 7000シリーズ」と新型GPU「Radeon 300シリーズ/M300シリーズ」を発表した。
開発コードネーム“Carrizo-L”ことAMD 7000シリーズは、OEM PC向けのAPUで、新たにDirectX 12やWindows 10に対応する。ラインナップは以下のとおり。
「AMD 7000シリーズ」ラインナップ | ||||||
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型番 | A8-7410 | A6-7310 | A4-7210 | E2-7110 | E2-7010 | |
コア数 | 4 | 4 | 4 | 4 | 2 | |
最大動作クロック | 2.5GHz | 2.4GHz | 2.2GHz | 1.8GHz | 1.5GHz | |
L2キャッシュ | 2MB | 2MB | 2MB | 2MB | 1MB | |
メモリー最大速度 | DDR3-1866 | DDR3-1600 | DDR3-1600 | DDR3-1600 | DDR3-1333 | |
内蔵GPU | Radeon R5 | Radeon R4 | Radeon R3 | Radeon | Radeon | |
TDP | 12~25W | 12~25W | 12~25W | 12~25W | 10W |
Radeon M300シリーズは、GCNアーキテクチャーを採用したノートPC向けGPUで、DirectX 12をフルサポートする。AMD Enduroテクノロジーによる電力管理技術で、性能を損なわずに効率性アップを実現する。現在、Alienware、Dell、HP、Lenovo、東芝が搭載製品を出荷しており、他のOEMも順次出荷を開始する予定だ。
Radeon 300シリーズは、OEMのみに提供するデスクトップPC向けGPUで、HPがすでに搭載製品を出荷しているという。こちらもGCNアーキテクチャーを採用し、DirectX 12をフルサポートする。