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ここが変わったWindows 10 第36回

早急な正常に動作に期待

Windows 10の「メール」アプリがExchangeやGmailをサポート

2015年05月10日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

刷新された「メール」アプリ。左下のアイコンで、カレンダーアプリと表示を切り替えられる。ニコニコアイコンを選ぶと、Windows Feedbackが起動する。※本記事内の画像はすべてBuild 10074です

 「メール」アプリが新しくなった。Windows 8.1のメールアプリはPOPメールに対応していなかったが、新アプリではOutlookに加え、Gmail、iCloud、POP3、IMAPをサポートするようになった。これで、メインのメールアプリとして使えそうだ。「そうだ」というのは、ビルド10074の「メール」アプリでは、Gmailアカウントなどは追加できるのだが、「POP」アカウントの登録が完了しないため。設定画面は用意してあるので、なる早で正常に動作するようにしてほしいところだ。

 UIは左端にツールが並び、メールの一覧の右側にプレビュー画面が配置されている。UIがシンプルなので、初めてでも迷わず利用できるだろう。本連載、第33回「カレンダー」で紹介したように、「メール」アプリとスムーズに切り替えられるボタンも搭載されている。

 メールを左右にスライドすると、フラグを付けたり削除したりできるようになった。受信トレイのメールすべてを即座に処理するような使い方ができる。また、メールの作成画面では、Wordの機能を使って、見出しや箇条書き、太字や斜体といった文字装飾が可能。表や画像を埋め込むこともできる。


アカウントの追加で、GmailやiCloudのほか、POP3やIMAPもサポートされた


「Advanced setup」で送受信サーバーなどを設定できる


メールを右にスライドすると、フラグを設定できる


メールを左にスライドすると、削除できる


「オプション」では、背景画像を変更したり、署名を設定したりできる


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