ソニーは12日、Bluetoothスピーカーとしても使えるLED電球「LSPX-100E26J」を発表した。予想実売価格は2万6000円前後。
E26口径のソケットに装着できるLED電球で、電気スタンドや天井の電気ソケットに装着することで、照明兼BGM再生用スピーカーとして活用できる。
LED電球にスピーカーを内蔵したというよりも、その構造がスピーカーとしての動作を追求しているのが特徴。フルレンジスピーカーが本体中央を貫く形で内包され、LEDは電球根本部分の周囲に配置される。
LEDの光は根元部分から円筒型の導光板により突端部分へ行くが、突端中央部はスピーカー(振動板)があり、そのままだと中央が影になってしまう。
そこで、突端のスピーカー外周に「光学レンズグローブ」と呼ばれる円形のレンズを搭載。このレンズに光を通すことにより、光が拡散し影が出なくなる。
明るさは360ルーメンで、光色は3000K(電球色)。付属のリモコンにより調光が可能だ。
リモコンはスピーカーの操作(再生/停止や音量、タイマー)が可能なほか、NFCによるワンタッチペアリングも可能。本製品はストレージや入力端子を搭載しておらず、スマートフォンなどのBluetooth再生機器が必要となる。
スピーカー口径は40mmで、出力は2W。BluetoothコーデックはSBCとAACに対応する。なお、本体は防滴仕様ではないため、風呂場などの水場では使用できない。