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インテル、“Haswell-EX”こと「Xeon E7-8800/4800 v3」を発表

2015年05月06日 01時31分更新

文● 北村/ASCII.jp

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 インテルが、開発コードネーム“Haswell-EX”こと、「Xeon」プロセッサーの最新製品「E7-8800/4800 v3」ファミリーを発表した。

「Xeon E7-8800/4800 v3」ファミリー

 「Xeon E7-8800/4800 v3」は、“Ivy Bridge-EX”こと「Xeon E7-8800/4800/2800 v2」の後継製品。「Xeon E7 v2」と比べてコア数を最大20%増加、ラストレベルキャッシュを最大20%増加し、オンライントランザクション処理が最大39%性能向上している。

「Xeon E7 v2」とのスペック比較

 スペックは上記の通り。“Haswell”アーキテクチャーを採用し、最大コア数は18、ラストレベルキャッシュは最大45MBとなる。メモリーはDDR3とDDR4の両方をサポートする。インテルRun Sureテクノロジー機能の拡張により、さらなるシステム稼働時間とデータ整合性の担保を実現しているのが特徴だ。

「Xeon E7-8800/4800 v3」ファミリーの主な特徴

「Xeon E7-8800/4800 v3」ファミリーの概要

Haswellコアの強化点

前世代のE7 v2からの強化点

CPUコアのリングバス構造(紫線)がE7 v3では完全二重化となった

新たに実装されたTSXにより、共有メモリーとマルチスレッド時のアプリケーション性能の高速化を実現

Run Sureテクノロジーを拡張し、システムRAS機能を追加。訂正不能なデータエラーをソフトと協業してリカバリーする。リカバリー可能なイベント数を増やすことでシステム稼働時間が増える

Run Sureテクノロジーの拡張で追加された、メモリーRAS機能。最も重要なメモリー領域だけをミラーリングし、サービスコストを削減する

メモリーはDDR3とDDR4の両対応。パフォーマンス・モードとロックステップ・モードはE7 v2と変わらないが、速度がアップしている

ラインナップは計12製品

ラインナップと価格
モデルナンバー コア数 周波数(GHz) キャッシュ 価格(ドル)
E7-8890 v3 18 2.5 45M 7175
E7-8880 v3 18 2.3 45M 5896
E7-8880L v3 18 2 45M 6062
E7-8870 v3 18 2.1 45M 4672
E7-8893 v3 4 3.2 45M 6841
E7-8891 v3 10 2.8 45M 6841
E7-8867 v3 16 2.5 45M 4672
E7-8860 v3 16 2.2 40M 4060
E7-4850 v3 14 2.2 35M 3004
E7-4830 v3 12 2.1 30M 2169
E7-4820 v3 10 1.9 25M 1502
E7-4809 v3 8 2 20M 1224

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