約7時間駆動/最大4GBメモリー/500GB HDDでモバイルに最適
「IdeaPad U160」(08948SJ)は、超低電圧CPUを搭載する11.6型CULVノート。メインメモリーは最大4GB、HDD容量は500GBとプライベート/ビジネスにおいて安心して利用できるスペック、美しいデザインが特徴だ。また、6セルのリチウムイオンバッテリーを標準搭載し、最大約7時間の駆動時間を誇る。無線/有線LAN機能、Bluetoothに加えWiMAXも利用できるなど通信機能も充実しており、室内/室外を問わずあらゆる場所で”使える”モバイル機を求めるユーザーに最適だ。
発売時期:2010年6月
本格的なノートPCを購入するには予算が寂しいけれど、ネットブックと呼ばれるタイプのノートPCでは性能が物足りない。そうした層に応えてくれるのが、CULVノートと呼ばれる新世代製品だ。CULVとは「Consumer Ultra Low Voltage」を略したもので、直訳するならば「消費者向け超低電圧」となる。一般的に、省エネ指向の高性能CPUを搭載する製品と捉えられている。
そんな省電力CPUのひとつ、「インテル Pentium Dual Core プロセッサー U5400」を搭載しているのが、レノボの11.6型ノート「IdeaPad U160」だ。Pentiumシリーズは、上位ノートPCで採用されるCore iシリーズの弟分にあたり、Pentium Dual Core プロセッサー U5400はその中で最も廉価なCPUとなっている。また「IdeaPad U」シリーズは、レノボのノートPCにおいて「モバイル用途で活用できる高性能小型機」という位置付けの製品群にあたる。
本稿で試用したIdeaPad U160(08948SJ)は、メインメモリーとして標準で3GBを搭載しており、最大4GBまで拡張できる。低価格ノートPCでは2GBモデルが多い中、少し余裕のあるスペックだ。HDDは500GBとノートPCとしては十分な容量が搭載されている。
ディスプレーは縦横比16:9の11.6型ワイドHDで、本体サイズは幅290×奥行き193×高さ22.5〜33.5mm。コンパクトサイズの携帯モデルであるため、光学式ドライブは搭載していない。メインマシンとしても利用する場合は、USB接続の光学式ドライブを別途購入するといい。
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