(株)東芝は13日、SOHOや小規模事業者向けのオールインワンサーバーとして、無線LANアクセスポイントの機能を搭載した『MAGNIA(マグニア) SG20』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は15万8000円から。
『MAGNIA SG20』 |
『MAGNIA SG20』は、ファイル/プリント共有、インターネットキャッシュ、ファイヤーウォール、DHCP、DNS、VPNなどの機能を搭載したオールインワンタイプのサーバー。WANポート×1、LANポート×8、ダイヤルアップ用モデムポート、プリンター接続用パラレルポート、無線LANカード用スロットを装備しており、オプションの無線LANカードを利用すれば無線LAN環境を構築できる。無線LAN機能は、MACフィルタリングやWEPに対応する。オプションのセカンドHDDを搭載することで、データバックアップ機能も利用できる。そのほか、ネットワークで接続されたクライアントパソコンから運用状況を確認する機能も搭載する。
ラインアップは、20GBモデルの『SYU3793A』と40GBモデルの『SYU3795A』の2モデル。HDDは、20GBモデルが20GB、40GBモデルが40GBを搭載し、最大80GB(40GB×2)まで増設可能。メインメモリーは128MB。本体サイズは340×奥行き270×高さ68mm。価格は『SYU3793A』が15万8000円、『SYU3795A』が18万3000円。
同社は、システムインテグレーターと協調し、各社のアプリケーションやサービスを組み合わせたシステムを提供する。今後、オンラインのソフトウェアサポートや据付セットアップサービスなども順次提供する予定としている。