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スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典第73回

価格だけでは消費者はスマホを買わない フランスArchosが使ったブランド力向上方法

2018年01月14日 12時00分更新

文● 山根康宏

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 ヨーロッパには非メジャーながらもスマートフォンを作り続けているメーカーがいくつかあります。フランスのArchosもそんな1社。PCなどを手掛けていた同社も今ではスマートフォンがメインビジネス。どのような会社なのでしょうか?

PCメーカーからスマートフォンへと転換

 1988年創業のArchosはフランスのメーカー。当初はPCを手掛け、のちにポータブルオーディオプレーヤなどパーソナルな製品展開も開始します。中堅どころのメーカーですが、ヨーロッパを中心にその名前はかなり知られています。その後はタブレットも手掛けるようになり、Android OS登場後は同OS搭載のタブレットを次々と送り出していきます。

 2012年発売の「Archos 101 XS」は厚さわずか8mmと薄く、マグネットを使いワンタッチで装着できるカバーも付属。実はこのカバーは裏返せばキーボードとなっており、Archos 101 XS本体を立ててタイピングも可能でした。デザインとギミックを融合させた製品はフランスメーカーならではの製品です。

 またメインストリームの製品であるポータブルオーディオプレーヤにもAndroid OSを採用し、「Internet Tablet」という名前で製品化。複数のモデルを投入していきます。タブレットと言う名前がついていますが、本体サイズはスマートフォンに近く、実際は片手で持てる小型の製品です。

 そんなArchosのスマートフォン市場への参入は2013年でした。ちなみに日本国内では「GALAXY Note3」「Xperia Z1」「iPhone 5s」などが登場した年でもあります。

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