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VRアダルト最前線 第6回

VR非対応ゲームもPC用VRHMDなしでVR視聴!

2DアダルトPCゲームをスマホでVR化して遊んでみた【アダルトご注意】

2016年07月30日 13時00分更新

文● ハッチ/VRアダルティスト

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2DゲームもVRHMDで没入プレイ!

 アダルトVRの世界へようこそ。VR+アダルトに未来を感じる変態紳士、自称VRアダルティストのハッチです。自分の好きなアダルトゲームをVRで楽しみたい!そんな人のために、今回はVRヘッドセットを使って、VR非対応の2DゲームをVRでプレイする方法をご紹介します。

編集部から:この記事には、アダルト向けコンテンツの紹介が含まれています。不快と感じる方の閲覧は推奨しておりません。

「Virtual Desktop」はVR上にパソコンのデスクトップを表示。「HTC Vive」や「Oculus Rift」を被りながら、パソコンを操作することができるのだ(PCではスクショができないので、画像は公式動画から抜粋)

 今回使用するソフトは、VR上にパソコンのデスクトップを表示できる「Virtual Desktop」(定価1480円)。Steamで配信されており、HTC ViveとOculus Riftに対応しています。

Virtual Desktopトライアル動画

 Virtual Desktopはスクリーンサイズを変更したり、背景画像を変えたりして、VR空間でパソコンの画面を楽しめます。マルチディスプレーにも対応し、パソコンに2つディスプレーをつなげていれば、2画面を並べて表示できます。

マルチディスプレーをオンにすると、画面が2つに増加

ゲームをフルスクリーンで表示すると迫力満点。プロジェクターの大型スクリーンでプレイしているような感覚で楽しめます

 デスクトップの壁紙を消して、用意された360度の風景に溶け込ませることも可能です。アイコンやウィンドウのみ表示させれば、まるでSF世界に入り込んだ気分でPCの作業が行なえます。

壁紙を消すとこんな感じ。360度で見ると、結構おもしろい

 背景は宇宙空間のような広大な360度画像のほか、邸宅のシアター用の部屋や、映画館など、いくつか用意されており、自分の部屋にいながら別の場所の大型スクリーンで動画を楽しむことも。

ホームシアターを選ぶとこんな感じ。ネット動画をフルスクリーンで表示すれば、映画感覚で視聴できます

 リコーのTHETA Sのような360度(全天球)撮影が可能なカメラで撮影した写真や動画を再生することもできます。ファイルを選択またはメニュー状にドラッグ&ドロップするだけで、デスクトップ画面が消え、周囲360度に映像が表示されます。別の360度動画再生アプリを起動する必要がないので、非常に便利です。

デスクトップが表示されていたスクリーンが消え、360度写真のみ表示される。YouTubeにアップされている360度動画も、URLをコピーするだけで再生できる

 さて、Virtual Desktopですが当然アダルトPCゲームもデスクトップに表示して、VRHMDを被りながらプレイできます。VR上の大画面でプレイするのは、ふつうに液晶で見るのとは一味違います。しかし、それがどれだけスゴイのか試すこともなく、HTC ViveやOculus Riftといった10万円くらいの高価な機材を購入するのは、結構勇気がいります。

 しかし、前回紹介したPCのVRゲームの画面をスマホに表示できるアプリと組み合わせれば、1000円前後と安価なGoogle Cardboardなどを使って、VR非対応のアダルトゲームもVRで楽しめます。解像度はスマホの性能に次第ですが、代用として試すだけなら良いのではないでしょうか。では、次に実際にどんなゲームを、どのように楽しめるのかをご紹介致します。

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