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初歩から分かるBD活用講座第21回

もう一度確認しておきたい

録画した地デジ番組をBDメディアに焼くときのポイント

2013年01月18日 17時00分更新

文● 二瓶 朗(グラムワークス)

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・BDメディアには種類がある

対応機器であることを示す、Blu-ray Disc™のロゴ

 録画番組をダビングできる「記録型BDメディア」にはいくつかの種類がある。

記録可能なBDメディア一覧
書き込み回数 1回のみ 書き換え可能
名称 BD-R BD-R DL BDXL-RBD-RE BD-RE DL BDXL-RE
層数 1層 2層 3層 4層 1層 2層 3層
容量 25GB 50GB 100GB 128GB 25GB 50GB 100GB

 表のとおり、それぞれのBDメディアに記録できるデータの容量は異なっている。これによって保存できる録画番組の長さも異なるのだが、録画番組の画質によっても保存できる長さが異なる。画質と録画時間については次項で解説する。なお、どのBDメディアに対応しているかは、各BDレコーダー、BDドライブによって異なる。その点に関してはスペックを確認してほしい。

・画質によって記録できる時間が異なる

 地デジ番組を録画するときには、さまざまな画質(録画モード)を指定できる。その設定はBDレコーダーによって異なるのだが、地デジの美麗なHD画面を損ねることなく録画して、BDメディアへ保存することを目的にするのであれば、やはりHD画質での録画が基本中の基本。

 録画モードの中で、地デジの画質をそのまま録画するのが「DRモード(機種によっては「TSモード」とも)」だ。画質、音声ともにまったく劣化しない。なお、地デジHD画質は1440×1080i、ビットレートは約17Mbpsであり、DR(TS)モードではそれをそのまま録画することができる。

 その地デジHD画質を、録画時に圧縮してデータサイズを変更できるのが「AVCモード」だ。機種によって圧縮設定は異なるが、通常は数段階の設定が儲けられていることが多く、圧縮率が高ければ録画番組の保存データは小さくなるが、画質や音声は劣化することとなる。劣化、といってもノイズが出まくりのものすごい劣化ぶりではないが、DR(TS)モードとAVC最高圧縮モードを見比べてみると画質の違いはやはりわかる。

 録画するTV番組の内容や、BDレコーダーの機種ごとのAVCモードの圧縮設定によっても異なるが、たとえばソニー「BDZ-EX3000」の場合、録画モードによってBDXL-R/RW(3層、100GB)に記録できる時間が以下のようになる。DRモードとAVCモードでの記録サイズの違いがよくわかるだろう。なお、一般的に地デジをDR(TS)モードで録画すると、1時間あたり8GB強のデータサイズになるとされている。

ブルーレイディスク3層(100GB)への記録時間
録画モード 記録時間
DR BS・110度CSデジタル放送(HD) 約8時間45分
DR 地上デジタル放送(HD) 約12時間20分
XR (AVC 16M) 約12時間50分
XSR (AVC 11M) 約18時間25分
SR (AVC 8M)標準 約24時間35分
LSR (AVC 4M) 約49時間15分
LR (AVC 3M) 約70時間
ER (AVC 2M)11倍モード 約98時間35分

 この容量を参考にすれば、どれくらいの画質でどの容量のBDメディアに記録すればいいか検討ぐらいはつだろう。またBDレコーダーによっては、HDDに記録した録画番組をBDメディアにダビングするとき、たとえば連続ドラマの数話分をまとめて1枚のBDメディアに保存するときに最適なAVC画質に変更して保存する機能を搭載している。そのため、地デジを録画してBDメディアに記録する場合には、やはり基本的にDR(TS)モードで録画しておくといいだろう。

 ただし注意したいのは、DR(TS)画質で録画した番組をAVC画質に変更するとき、等倍の時間がかかるということ。DR(TS)画質で録画した1時間番組をいずれかの圧縮設定のAVC画質に変更するとき、録画番組の時間と同じ1時間かかるということだ。

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