ZEFT R60YQをレビュー
Ryzen&RTX 5060 Tiで22万円切りは高コスパ!ゲーミングPCデビューにぴったりな省スペースモデル
2025年12月06日 17時00分更新
ゲーミングPCにおける最大のネックは、大多数の人にとっては価格ではないだろうか。高性能なPCほど高価で、手が届かないと悲観している人も多いはず。そういった人に今回紹介したいモデルが、パソコンショップSEVENの「ZEFT R60YQ」だ。
ZEFT R60YQの直販価格は標準構成で21万9780円(税込み)と比較的お手頃だ。CPUは「Ryzen 7 7700」、GPUはGeForce RTX 5060 Ti搭載モデルを採用し、コストパフォーマンスもいい。サイズは195(W)×290(D)×424.5(H)mmと、省スペースなところも魅力的だ。
| ZEFT R60YQの主なスペック | |
|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 7 7700」(8コア/16スレッド、最大5.3GHz) |
| CPU クーラー |
CPU付属空冷クーラー |
| マザー ボード |
ASRock「B850M-X WiFi R2.0」(AMD B850、Micro-ATX) |
| メモリー | 16GB(16GB×1)、DDR5-5600 |
| ストレージ | 1TB M.2 SSD、PCIe 4.0 |
| ビデオ カード |
GeForce RTX 5060 Ti、8GB GDDR7 |
| 通信規格 | 有線LAN(2.5GbE)、無線LAN(Wi-Fi 6E)、Bluetooth 5.2 |
| PCケース | DeepCool「CH170 PLUS」(Micro-ATX、ミドルタワー) |
| 650W、80 PLUS BRONZE | |
| OS | Windows 11 Home |
| サイズ | 195(W)×290(D)×424.5(H)mm |
| 直販価格 (税込み) |
21万9780円~ |
Ryzen 7 7700とGeForce RTX 5060 Tiを搭載
CPUのRyzen 7 7700はZen 4世代の8コア/16スレッドモデル。最新のRyzen 9000シリーズ(Zen 5)よりも1世代古いものの、最大ブースト クロックは5.3GHzとゲーミング性能と価格のバランスが優れている。
CPUクーラーはAMDの純正モデル「Wraith Prism」を装着していた。Wraith Prismはイルミネーション リングを搭載しており、LEDがきらびやかに点灯する。Ryzen 7 7700のTDP(熱設計消費電力)は65Wと比較的低めのため、このクーラーでも十分冷やせるだろう。
ビデオカードのGPUは「GeForce RTX 5060 Ti」(以下、RTX 5060 Ti)で、お借りした試用機にはASUSの「PRIME GeForce RTX 5060 Ti 16GB GDDR7 OC Edition」(PRIME-RTX5060TI-O16G)が入っていた。フルHDならほとんどゲームで困ることはないだろう。
このビデオカードは、ブーストクロックを2617MHzに引き上げたクロックアップモデル。GPUクーラーには3基のAxial-techファンを備えている。ASUSによると、これらのファンで温度の低減、ノイズの抑制、パフォーマンスの強化を実現しているとのこと。







