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関西電力およびKDS太陽光とコーポレートPPAを締結、実質再エネ100%運用へ

オプテージ、「曽根崎データセンター」向けの再エネ電力購入契約を締結

2025年11月19日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 関西電力グループの情報通信事業者、オプテージは、2025年11月10日、関西電力およびKDS太陽光(関西電力グループ)との電力購入契約(コーポレートPPA)を締結した。2026年1月から運用を開始する「オプテージ曽根崎データセンター(OC1)」向けの契約であり、OC1では同契約を通じて、実質的に再生可能エネルギー(再エネ)100%での運用を行う。

KDS太陽光、関西電力、オプテージのコーポレートPPA契約の概要

 OC1は、大阪市の曽根崎エリアに位置する新設のデータセンター。オプテージでは、OC1を「カーボンニュートラルな都市型データセンター」と位置付けており、今回のコーポレートPPA締結に至った。

 同契約により、KDSの太陽光発電所で発電された再エネ由来の電力が、関西電力を通じてOC1に供給される。OC1における年間電力使用量の約10%相当が再エネ由来の電力となり、残りは関西電力が提供する非化石証書活用の「再エネECOプラン」を用いて、実質的に再エネ100%電力での運用を行う。

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