前へ 1 2 3 次へ

ポータブルゲーム機の大目玉が登場! ROG Xbox Ally最速レビュー

文●イチ/ASCII 編集⚫︎ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ROG Xbox Ally

 ASUSのゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」と聞けば、ハイスペックPCやゲーマー向けデバイスの代名詞といってもいい存在です。

 そのROGから登場した「ROG Xbox Ally」は、“持ち運べるゲーミングPC”、いわゆるハンドベルトPCとして発表から注目を集めているシリーズです。

 上位モデル「ROG Xbox Ally X」と同時に発表されたした本モデルは、性能をやや抑えることで直販価格8万9800円と価格をぐっと引き下げ、手に取りやすいコスパモデルとしてラインアップに加わりました。

 見た目は上位モデルとほぼ同じ。ホワイトを基調としたシャープなデザインに、手に馴染むボディーライン。7インチのフルHD解像度ディスプレーを備え、据え置き機さながらのゲーム体験をどこでも楽しめる――そんなコンセプトをそのままに、より幅広いユーザー層へと門戸を広げた1台です。

必要十分な性能を詰め込んだエントリー向けのスペック

 まずは基本のスペック情報から。ROG Xbox Allyは、CPUにAMD Ryzen Z2 Aプロセッサーを搭載。ROG Xbox Ally Xが採用するRyzen Z2 Extremeよりも控えめな処理性能ですが、最新のタイトルを含め多くのゲームを快適に動かせる実力を持ちます。

 メモリーは16GB LPDDR5、ストレージは512GB SSD、ロード時間も短く、スリープからの復帰も非常にスムーズです。

  ディスプレーは7インチのフルHD解像度(1920×1080ドット)/120Hz駆動。IPSパネルによる発色の良さと高リフレッシュレートが相まって、携帯機ながら非常に滑らかな映像を楽しめます。10点マルチタッチ操作にも対応しており、Windows 11を搭載する本機ならではの使い勝手も魅力です。

インターフェースはUSB 3.2 Gen 2 Type-C ×2とUHS-II microSD カード リーダー ×1、3.5mmコンボ オーディオ ジャック×1を備える

 上位モデルXのUSB4ポートは省かれているものの、充電用のUSB-CやmicroSDカードスロットなど、日常的な使い方に不足はありません。Wi-Fi 6E対応によってオンラインプレーも安定。

 バッテリー駆動は動画再生時で最大約10.4時間。携帯性と性能のバランスを重視した設計といえるでしょう。

前へ 1 2 3 次へ

過去記事アーカイブ

2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
08月
09月
10月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月