マイクロソフトは6月17日、同月中旬に配信されたWindwos Updateの適用後、デバイスが起動できなくなる問題について、メーカーと協力して対応を進めていることを明らかにした。
この不具合は富士通、マウスコンピューター、GIGABYTEなど、複数のメーカーのWindows 10またはWindows 11マシンで発生。前述の通り起動中に不具合が起こるため、OSにログインし、標準の復元機能で復旧することはできない。
マイクロソフト側で初期調査をしたところ、一連の動作はサードパーティー製ファームウェアに関連したもので、ファームウェアとWindowsとの互換性に問題が生じている可能性があることが判明した。
同社はこれを受け、影響を受けるデバイスについて、メーカーと協力して調査および解決策の検討を進めているという。
また、不具合に遭遇したユーザーに対しては、PCのメーカーへ連絡してサポートを受けるよう勧めている。
