SSDも超高速、クリエイティブ作業にも使える実力
ぶいすぽっ! コラボ最上位RTX 5080モデルの実力をチェック、4Kでもガッツリ遊べるゲーミングPC
2025年06月19日 11時00分更新
ゲーミングパソコンブランド「GALLERIA(ガレリア)」では、Virtual eSports Project「ぶいすぽっ!」とのコラボモデルのゲーミングパソコンを展開しています。コラボモデルのデスクトップパソコンのスペシャルケースモデルは、ぶいすぽっ!仕様の特別デザインを採用していて、サイドパネルには19人のメンバーがプリントされているのも特徴となっています。
関連記事:これぞ最強の推し活! ぶいすぽっ! コラボモデルの推しメンバーサイドパネルを全部借りてみた
加えて、コラボモデルには、別途推しメンバー1人がプリントされたサイドパネルが付属するモデルも用意されており、こちらのモデルでは、5月9日から新メンバー4人のサイドパネルも新たに追加されています。さらに、コラボモデルでは推しメンバーのシステムボイスも選択可能で、ぶいすぽっ!を推すための最強のアイテムといっても過言ではありません。
今回、そんなコラボパソコンの中から、最上位モデルの「GALLERIA VSA9C-R58」をお借りすることができました。そこで、どれくらいの性能を持っているのか、各種ゲームベンチマークを検証してみました。
4Kゲーミングもお手の物
ストレージも超高速!
GALLERIA VSA9C-R58の主なスペックは、Core Ultra 285K、GeForce RTX 5080、32GBメモリー、1TB SSDという構成です。ゲームプレイはもちろん、ぶいすぽっ!同様VTuber活動やストリーマー活動の相棒としても存分に活躍できそうな性能となっています。
今回計測したのは、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下、FFXIVベンチ)、「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」(以下、モンハンワイルズ ベンチ)、「レインボーシックスシージ エックス」のゲーム内ベンチマーク(以下、シージX ベンチ)の3種類です。それぞれ、3840×2160ドット(4K)、2560×1440ドット(WQHD)、1920×1080ドット(フルHD)で計測しています。
まずは、定番のFFXIVベンチをチェックしました。グラフィック設定を最高品質にして、フルスクリーンでチェックしています。
結果は、4Kが16607(非常に快適)、WQHDが24794(非常に快適)、フルHDが27524(非常に快適)でした。加えて、ベンチ中のフレームレートをチェックしてみたところ、4Kで最低フレームレートが72fpsだったので、4Kでもしっかりと快適にプレイできるというのがわかりました。
続いて、モンハンワイルズ ベンチをチェック。こちらはフレーム生成をオンにした状態で、グラフィックプリセットをウルトラに設定。レイトレーシングをオン(高)とオフにした状態で計測しました。
レイトレーシングをオフにした場合、スコアーは4Kが20343(非常に快適にプレイできます)、WQHDが26544(非常に快適にプレイできます)、フルHDが29330(非常に快適にプレイできます)という結果に。4Kでも平均フレームレートが119.62fpsと高いのは、流石はCore Ultra 9とRTX 5080だなという印象です。
また、レイトレーシングをオン(高)にすると、4Kのスコアーが18904(快適にプレイできます)と評価が変わりましたが、平均フレームレートは111.23fpsとそこまで落ちていないので、オンの状態でもしっかり遊べると思います。
ただし、モンスターハンターワイルズは、マップや天候、昼か夜などによってフレームレート変動は結構激しいので、遊んでいて少しカクつくなと感じたら、少し設定を下げてあげると、より快適にプレイできるでしょう。
シージXは、従来の「レインボーシックス シージ」と比べてグラフィックが向上しているぶん、不可も高くなっています。これまで快適にプレイできていたパソコンでも、ちょっと設定を下げないと遊べない……ということが発生する可能性もあります。
今回は、最高設定の総合品質「超高」に設定して計測しました。結果は、平均フレームレートは4Kで134fps、WQHDで228fps、フルHDで336fpsになりました。最低fpsは、4Kだと102fps、WQHDだと161fps、フルHDで207fpsとなっています。
シージXは競技性の高いタイトルなので、フレームレートは重要です。そのため、どちらかというと解像度というよりはフレームレートを重視する人が多いでしょう。GALLERIA VSA9C-R58の場合は、フルHDで最低フレームレートが200fpsを超えるので、高リフレッシュレートのディスプレーと組み合わせても存分にそのスペックを発揮させることができます。加えて、グラフィックの向上したシージXを高解像度で楽しみたいという人にも、GALLERIA VSA9C-R58はオススメできます。
最後に、ストレージの速度を「CrystalDiskMark」でチェックしました。結果は、シーケンシャルリードで7005.15MB/s、ライトで5737.31MB/sでした。
コチラの結果はかなり高速で、リードで3000MB/sでもゲームでは十分、5000MB/sでクリエイティブ作業にも通用するくらいと思っていますが、GALLERIA VSA9C-R58の場合はそれ以上の7000MB/sとなっています。そのため、ゲームだけでなくクリエイティブ用途に使いたいという方にもオススメできるスペックといっていいでしょう。
ただし、ガッツリクリエイティブとなると、32GBメモリーは心もとない可能性があります。その際は、BTOカスタマイズで64GB(+3万円)/128GB(+7万9000円)に強化するのもアリだと思います。
GALLERIA VSA9C-R58は、ぶいすぽっ!仕様の特別デザインがトピックのメインとはなりますが、そのゲーム性能はかなり高いというのも注目ポイントの1つとなっています。価格は61万9980円からとかなり高額ですが、ゲームのほかにクリエイティブ作業や実況配信、Vtuber活動などに使うモデルとしてもピカイチな性能といっていいでしょう。
推し活として、ゲームをはじめさまざまな用途を超快適にこなすモデルとして、検討してみてはいかがでしょうか。
