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Interop Tokyo 2025 現地レポート

Interop Tokyo 2025、レノボブースにて

レノボ製サーバーは「極端に静か」 そこには構造的な理由があった!

2025年06月16日 10時00分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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こちらはファンレスの水冷技術である「Lenovo Neptune」の内部構造。非常に緻密で美しい設計だ

Interop Tokyo 2025のレノボブース

 ヒートシンクから曲がりくねって伸びるヒートパイプがかっこいいですね。

 いまや私たちのインターネットライフを支える重要なインフラと言って差し支えない、サーバー。

 今週、幕張メッセで開催されたInterop Tokyo 2025でも、数々のサーバーメーカーが、自社の製品を展示していました。

 アスキーでもおなじみのレノボのブースに立ち寄ってみたところ、ありました。サーバー。

ThinkSystem SR630 V4

 こちらは、インテル Xeon 6プロセッサーを搭載する1Uサイズのラックマウント型サーバー「ThinkSystem SR630 V4」です。

 メモリーは最大32枚まで、2.5インチベイなら最大12基まで搭載可能。拡張性に優れた、ハイパフォーマンスなモデルです。

 「いやー、中身もかっこいいですねー」と思わずつぶやくと「そうでしょう。しかも、静かなんですよ」とブース担当の方。

空冷モデルなのに、とても静か

(ここからは、会話形式でお楽しみください)

貝塚「そういえば、レノボのサーバーって『よく冷える』とか、『よく冷えるのに静か』だとか、聞きますよね」

レノボさん「(頷く)レノボは、昔から冷却に関する設計にはすごくこだわっていますよ。例えば、これ、動いてるんですよ」

貝塚「え、これ? 全然、音がしないじゃないですか」

レノボさん「全然、音がしませんよね。展示会場というのもありますけど。静かなんです」

貝塚(もう一度耳を近づけて聞いてみる)「やっぱり、全然、音がしませんね。なんで空冷なのに、音がしないんですか?」

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