グーグルは5月28日、Android版の「Chrome」で、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。深刻度「高」を含む複数の脆弱性に対応している。
修正された主な脆弱性は以下のとおり。
深刻度(高)
・CVE-2025-5063:合成における解放後使用
・CVE-2025-5280:V8における境界外書き込み
深刻度(中)
・CVE-2025-5064:バックグラウンドフェッチAPIの不適切な実装
・CVE-2025-5065:FileSystemAccess APIの不適切な実装
・CVE-2025-5066:メッセージにおける不適切な実装
・CVE-2025-5281:BFCache の不適切な実装
・CVE-2025-5283:libvpx における解放後使用
深刻度(低)
・CVE-2025-5067:タブストリップの不適切な実装
修正済みバージョンは「137.0.7151.61」。
アップデートは今後、数日中にGooglePlayで順次展開される。
