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データセンター事業者のエクイニクスが“インターネットの世界”をファッションで表現

まさに“着るインターネット” 3.6kmの光ケーブルで作られたドレス、重さ25kg

2025年02月10日 16時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 データセンター事業者であるエクイニクス(Equinix)は、ファッションデザイナーのマキシミリアン・レイナー(Maximilian Raynor)氏と共に、“データセンターの素材”でドレスを制作した。

 このドレスには、光ファイバーケーブルや金属ワッシャー、ボルトなどが使われている。制作時間はおよそ640時間。

エクイニクスのデータセンター内で撮影された写真

 ドレスの重さは25kgで、使用されたケーブルの長さは、実にオリンピックサイズ・プールで72面分(3.6km)に相当するという。

ドレスの背面

 このプロジェクトは、日常生活に溶け込んでいる“インターネットの世界”を可視化することを目的としている。データセンターの素材で作られたドレスは、デジタル社会を支えている精緻で複雑なネットワークを象徴しているという。エクイニクスは、データセンターのような物理世界なくして、デジタル世界は成り立たないと指摘する。

ドレスを制作したファッションデザイナー、キシミリアン・レイナー氏

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