パナソニックインダストリーは2月3日、電子材料製品の認証登録における不正行為に関連して、電子回路基板材料10品番のUL認証登録が取り消しとなったことを発表した。
対象品番は以下のとおり。いずれも、2024年12月31日付での認証取消となる。
・R-1515E
・R-1566S
・R-15T1
・R-5375
・R-5515
・R-5575
・R-5785
・R-5795
・R-9575Q
・R-A555
2月3日現在、当該製品が原因と考えられる不具合の報告はないが、同社では引き続き顧客と情報共有の上、調査と確認を進める方針。また、当該製品を購入した顧客に対して個別に説明し、今後の対応を協議していくという。
本件は、同社が第三者機関(米UL Solutions)での製品認証登録に関連して、データ改ざんなど、複数の不正行為をしていたというもの。同社は2024年1月に内容を公表し、外部調査委員会を設置している。
