2025年2月1日と2日、ScanSnapを展開するPFUは渋谷区神宮前「MIL 2ND」にてフリーランスのあるあるを集めたユニークな展示会「フリーランスはつらいよ」を開催した。長年フリーランスの私も気になっていたので、早速行ってきた。
「ScanSnap」というツールからフリーランスの方を応援したい
会場は明治神宮前駅より徒歩3分、原宿駅より徒歩8分の「MIL 2ND」。入場料は無料で、フリーランスはもちろん、フリーランス以外の人でも入場できる。
展示会場には壁一面に、「フリーランス」にありがちなネタと写真のパネルが貼られている。これらは、昨年12月に行なったアンケートで集まった意見の中からチョイスし、PFUの社員たちが写真で再現したもの。写真からみんなで楽しみながら作ったことがうかがえる。
どんな意図で、PFUがこのようなイベントを開催したのだろうか。ドキュメントイメージング事業本部 販売推進統括部長 山口篤氏に伺った。
「今、フリーランスの方が増えています。フリーランスはつらいこともあれば、理不尽なこともありますが、逆に、会社から離れてよかったこともいっぱいあるという声を聞いています。つらいことでは、請求書や見積書、領収書などとにかくたくさんのペーパーワークがあって負担が大きいそうです。われわれはぜひ『ScanSnap』というツールからフリーランスの方を応援したいと思って、このような展示会を開催させていただきました。ぜひ、パネルを見て共感したり笑ったりして楽しんでください」と山口氏。
「フリーランスはつらいよ」というイベント名ながら、会場には、「フリーランスはつらいよ」に加えて、「フリーランスはつよいよ」というポジティブなテーマに沿ったパネルも展示されていた。
たとえば、フリーランスはつらいよだと「収入が安定しないとき。毎月給料やボーナスがある会社員が羨ましい」など、つよいよだと「昼間の講演で自由に遊べる」など、フリーランスあるあるのネタが揃っている。筆者もライターとしてフリーランス歴が長いので、多くのパネルに強く同意。にやにやしながら鑑賞した。
展示場には「なんもしない人」を貸し出すというユニークなサービス「レンタルなんもしない人」もいた。何もしないでくれ、というオファーを受けて、座っていたのだが、写真撮影やインタビューに応じていただいた。ありがとうございます。
「レンタルなんもしない人」もフリーランスと言うことで、確定申告はしなければならないそう。そのネタを記載したパネルを首から下げており、笑ってしまった。
現場でパネルなどを撮影し、自分のSNSに投稿するとScanSnapのロゴが入った展示会のステッカーをもらえる。また、来場特典として、入り口のパネルに掲示されているQRコードを読み込み、フォームから応募することで、3名に「ScanSnap iX1600」が当たるという。PFUダイレクトで5万6100円(税込)というフラッグシップモデルだ。
