ティアックは1月17日、オンキヨーブランドのネットワークレシーバー「TX-8470」を発売した。価格はオープンプライス。ティアックストアでの限定販売で、直販価格は9万9800円。
ネットワーク機能やHDMI端子などを装備したステレオアンプ製品。2ch再生に特化することでAVアンプにはない最適な設計ができ、高音質を実現できたとする。出力は110W+110W(8Ω、20-20kHz、0.08% THD)。オーディオを高性能に再生するために設計している。ネットワーク機能を活用することで、Roon (Roon Ready)、Tidal、Deezerのほか、Spotify、Amazon Music、TuneInなど、最新の音楽ストリーミングサービスを利用できるほか、グーグルのChrome-castやアップルのAirPlay 2、Alexaなどの音声アシスタントにも対応する。また、MM/MCカートリッジ対応のフォノイコライザー回路も搭載しているため、レコード再生をしたい人にも便利だ。
フォノイコライザー用には特許を取得したディスクリートのオペアンプ回路が用いられているほか、ノイズの遮断にも配慮しており、繊細なフォノ信号を不要な歪みから保護し、明瞭度が高い音の再現が可能だという。AM/FMチューナーも装備。
本体には金メッキ端子やオーディオグレードのコンデンサーを使用。厳選した銅製部品によりハイカレントドライブを支え、振動を最小限に抑えることで、優れたサウンド再生と豊かなリスニング体験を実現しているという。心臓部となるClass Gアンプは、低負帰還設計を採用し、周波数範囲全体でオーディオ信号を効率的かつ正確に再現し、高い透明度と音楽性を発揮できる。
DACチップは旭化成エレクトロニクス(AKM)製で768kHz/32bitに対応。HDMI端子は4入力/1出力ですべてが最大40Gbpsの8K対応、HDMI ARCにも対応する。また、S/PDIFデジタル入力(光デジタル×2、同軸デジタル)も持つ。本体サイズは幅435×奥行き329×高さ149.5mmで、重量は9kg。
