ゲーム系ベンチマークで性能をチェック
WQHD・レイトレオンで快適に遊びたい! その願望をRTX 4070 Ti SUPERのゲーミングPCで叶えよう
2025年01月15日 11時00分更新
LEVEL∞ブランドの「LEVEL-M77M-147F-UT5X」は、インテル「Core i7-14700F」とNVIDIA「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」を搭載するミニタワー型ゲーミングパソコンだ。メモリーは32GB(16GB×2、DDR5-4800)、ストレージは1TB SSD(NVMe M.2)を備えている。ただ、このモデルは現在品切れとなっており、CPU、GPU、メモリー、ストレージが同じ構成で型番違いの「LEVEL-R776-147F-UT2X」が販売されている。価格は32万4800円から。
前々回はLEVEL-M77M-147F-UT5Xの外観・使用感、2回目は軽量級のゲームベンチを取り上げた。3回目となる本記事では、本モデルで重量級ゲームをプレイした際のフレームレート計測の結果をお届けする。本モデルのゲーム性能が気になっている方は、本記事をぜひ最後まで読んでみてほしい。
試用機の主なスペック | |
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CPU | Core i7-14700F(最大5.4GHz)、20コア/28スレッド |
グラフィックス | GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB GDDR6X |
メモリー | 32GB(16GB×2、DDR5-4800 DIMM) |
ストレージ | 1TB SSD(NVMe対応、PCIe 4.0) |
チップセット | インテル B760 |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェース(前面) | USB 3.0×2、ヘッドセット端子 |
インターフェース(背面) | USB 3.2 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、アナログ6chサウンド、有線LAN端子、HDMI、DisplayPort×3 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE認証 |
サイズ | およそ幅206×奥行432×高さ411mm |
OS | Windows 11 Home(64bit) |
「黒神話:悟空」や「サイバーパンク2077」など重量級ゲームをチェック
検証にあたり、「ファイナルファンタジーXV」「Call of Duty:BO6(以下、CoD:BO6)」「黒神話:悟空」「サイバーパンク2077」をチョイス。グラフィックの描画負荷が高めのタイトルをピックアップしてみた。
最近のAAAタイトルはグラフィックの進化にともない、アップスケーリング機能やフレーム生成機能が必要になってきている今日この頃。国民的ゲームである「モンスターハンターワイルズ」においては「NVIDIA GeForce RTX 4060」を推奨するなど、PCの要求スペックが高まりつつあるのが現状だ。
では、第14世代のCore i7とRTX 4070 Tiを搭載する本モデルは、重量級タイトルに対してどれぐらいのパフォーマンスを発揮してくれるのか。それでは、各ゲームタイトルのフレームレート計測結果を見ていこう。
ファイナルファンタジーXVは、グラフィックの描写負荷が高いゲームでしられている。2016年のゲームということもあり、昨今のAAAタイトルと比較すると軽い分類に入るかもしれない。しかし結果が気になると思うので、公式のベンチマークソフトを回してみることに。
グラフィック設定を「高品質」にしてフルHD・WQHD・4Kを回してみたところ、フルHDとWQHDは「非常に快適」、4Kの評価は「とても快適」となった。結果を見ると、RTX 4070 Ti SUPERの実力が遺憾なく発揮されていることがよくわかる。ファイナルファンタジーXV相当のAAAタイトルは、最高レベルの画質かつ最高レベルのグラフィック設定で遊べるだろう。
2024年10月25日に発売されたCoD:BO6は、世界中で高い人気を博しているミリタリーFPSの最新作だ。本作の推奨GPUはRTX 3060となっており、過去作と比べると要求スペックはやや高めになったといえるだろう。
今回は、DLSS(クオリティ)とフレーム生成を適用したパターンと、DLSS・フレーム生成オフのパターンをチェックしていく。グラフィックを最高の「極限」に設定し、ゲーム内ベンチマークでフルHD・WQHD・4Kのフレームレートを計測してみた。
DLSS(クオリティ)・フレーム生成オンの状態で計測すると、フルHDの平均フレームレートは240fps、WQHDは185fps、4Kは108fpsとなった。一方、DLSS・フレーム生成をオフにした状態だと、フルHDの平均フレームレートは141fps、WQHDは104fps、4Kは60fps。RTX 4070 Ti SUPERお得意のフルHDとWQHDが猛威を振るっている印象だ。4Kの場合、フレーム生成を活用すれば100fps以上で遊べるだろう。
