ソニーは12月13日、同社が製造したNTTドコモ向けのスマートフォン「Xperia」7機種について、認証を受けた工事設計に含まれないアンテナを使用して電波を発射できる状態だったことを発表した。
対象機種は以下のとおり。
・Xperia 1 III SO-51B
・Xperia 5 III SO-53B
・Xperia 1 IV SO-51C
・Xperia 5 IV SO-54C
・Xperia 1 V SO-51D
・Xperia 5 V SO-53D
・Xperia 1 VI SO-51E
ソニーは10月31日に本件について総務省に報告。11月1日に正しい工事設計に基づく再認証を取得しているため、販売済みの端末を含め、電波法違反の状態は是正されている。ユーザー側の対応も必要ない。
総務省は12月13日、同社に対し、本件に関して厳重注意するとともに、再発防止策の検討などを指導。2025年1月7日までに結果を報告するよう求めている。