LINEヤフーは12月5日、11月28日に発生したLINEのアルバム機能の不具合について、新たな調査結果を発表。他のユーザーの写真が誤って表示される不具合の影響を受けたユーザーは、国内外で計13万5000人に上ることが判明した。
古い画像データをサムネイル化する過程でトラブル
本不具合は、アルバムのサムネイル画像を作成するシステムのアップデート時に発生。投稿から35日以上経過した圧縮画像をサムネイル化する工程で、処理が集中した際に画像データが混在し、他のユーザーの画像が誤って表示されてしまったという。
影響を受けたのは11月28日17時50分から23時42分までの間にアルバムにアクセスしたユーザーで、他のユーザーのアルバムのサムネイルに自分の写真が表示されたケースが日本国内で約7万人(海外含め約13.5万人)、自分のアルバムに他人の写真が表示されたケースが国内で約5.5万人(海外含め約11.4万人)と推定されている。
同社は被害拡大を防ぐため、ユーザーに対して不具合発生時のスクリーンショット等のSNSへの投稿・拡散自粛や削除を要請。あわせて、LINEアプリを最新バージョンへアップデートするよう案内している。
なお、この不具合はアルバムのサムネイル画像にのみ影響し、アルバム内の元の画像やアルバム以外のサービスでの画像閲覧には影響はない。