インターホンなどを手がけるアイホンは10月16日、同社のIPネットワーク対応インターホン「IXシステム」と「IXGシステム」に、セキュリティ上の脆弱性があることを発表した。
ファームウェア更新で対応
脆弱性が確認されたのは、2013年12月から販売されているIXシステムと、2020年5月から販売されているIXGシステムの一部。攻撃を受けた場合、保存されたデータの流出や機能の一部が失われる可能性があるという。
なお、10月18日現在、同社に被害の報告はない。
対象製品は以下のとおり。
●IXシステム
モニター付きインターホン端末:
・IX-MV、IX-MV7-HB、IX-MV7-HW、IX-MV7-B、IX-MV7-W、IX-MV7-HBT、IX-MV7-HWT、IX-MV7-BT、IX-MV7-WT
カメラ付きドアホン端末:
・IX-DA、IX-DB、IX-DBT、IX-EA、IX-EAT、IX-EAU、IX-DV、IX-DVT、IX-DVF
ドアホン端末:
・IX-BA、IX-BB、IX-BBT、IX-FA、IX-SS-2G、IX-SS-2GT、IX-SS-2G-N
受話器端末:
・IX-RS-B、IX-RS-W、IX-RS-BT、IX-RS-WT
多目的アダプター/多目的アダプター端末:
・IXW-MA、IX-SPMIC
システム支援ソフト:
・IX Support Tool
●IXGシステム
カメラ付ゲート端末:
・IXG-DM7
ゲートウェイアダプター:
・IXGW-GW、IXGW-TGW
リレーアダプター:
・IXGW-LC
システム支援ソフト:
・IXG Support Tool
該当する製品を使用している場合は、同社の商品情報ダウンロードページから最新のファームウェアをダウンロード、適用することで脆弱性を修正できる。