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COMPUTEX TAIPEI 2023レポート 第31回

COMPUTEXで展示中の鮫型PCと靴型PCをCooler Masterが量産予定

2023年06月06日 13時00分更新

文● ドリル北村

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 Cooler MasterがCOMPUTEX TAIPEI 2023に合わせて台北市内にある本社で新製品発表会を開催した。そこには、COMPUTEXの会場ブースでは狭すぎて展示できないインパクトのある製品があった。

鮫のロボット? いえ、PCです!
SHARK X

 鮫型PCが「SHARK X」だ。一見Mod PCに見えるが、実はこれ量産モデルだというから驚きだ。ただケースとしての販売予定はなく、完成品PCとして販売するとのこと(日本での販売は未定)。非常にインパクトがある見た目だけに、販売されれば注目を集めることになるだろう。

完成品PCとして販売予定の「SHARK X」

お腹の部分にMini-ITXマザー、背中にビデオカードを搭載しているのが確認できた

ガンダムとコラボ? いえ、スニーカーです!
SNEAKER X

 Cooler Masterの創業30周年を記念して制作されたシューズ型PCが「SNEAKER X」だ。こちらも完成品PCとして販売の予定があるそうだ。

JMDF(Juggapat Modifier)というModerがデザインを手掛けたシューズ型PC「SNEAKER X」。筐体のサイズは650×306×651mmとなる

 ケース内部には冷却ファン「MASTERFAN MF120 HALO」と水冷クーラー「MASTER LIQUID PL360 FLUX SNEAKER EDITION」、SFX電源の「V850 SFX GOLD」を装備し、任意のMini-ITXマザーボードと長さ304mmまでのビデオカードを搭載できる。

ケースの内部にMini-ITXマザーとビデオカードとSFX電源が見える。水冷ラジエーターは靴底部分に配置されているそうだ

 ちなみに、「SHARK X」「SNEAKER X」ともにPCケース単体での販売予定はないのか訪ねたところ、組立難易度が高いうえ搭載できるパーツも限られるため、サポートに問題が生じる可能性が高いことからケース単品での販売予定はないとのこと。

レッドカラーモデルもラインナップ。机の上に置くとその大きさがよくわかる

イエローは数量限定のドワイト・ハワードモデル。レイカーズのカラーリングになっている。先日本人がここを訪れてサインしていったそうだ

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