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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第235回

10万量子ビット達成へIBMが東大と連携/バッテリー交換式EV

2023年06月06日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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「10年以内に10万量子ビット」 IBMが東大らに1億ドル投資する背景

IBMは広島で開催されたG7サミットで、東大とシカゴ大と連携して今後10年以内に10万量子ビットの量子コンピューターを構築すると発表した。だが、そこに至る道のりは平坦とは程遠い。

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繰り返し充放電可能な全固体空気二次電池=山梨大と早大

山梨大学と早稲田大学の研究グループは、繰り返し充放電できる「全固体空気二次電池」を開発した。空気電池は、カソード(正極)活物質である空気中の酸素と、アノード(負極)活物質である金属、イオン伝導性の電解質で構成する電池で、二次電池に比べて理論エネルギー密度が著しく高いことから注目されている。ただ、液体電解質を使うことが多く、液体の漏れや蒸発、発火など、安全性に課題があった。

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EV満タンわずか5分、バッテリー交換ステーションは普及するか

電気自動車(EV)向けのバッテリー交換ステーションを構築する企業「アンプル(Ample)」は、新型のバッテリー交換システムを発表した。ガソリン補給の手軽さと速さに匹敵するとアピールする。

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解説:ビットコインはなぜ、プルーフ・オブ・ワークを捨てられないか

暗号通貨のビットコインが大量の電力を消費する理由は、プルーフ・オブ・ワークという仕組みにある。イーサリアムは異なる仕組みに移行することに成功したが、ビットコインはどうか。

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進化の過程で「消えやすい遺伝子」の特徴を発見=遺伝研

東京都医学総合研究所の研究者と国立遺伝学研究所の研究者による研究チームは、進化の過程で「消えやすい」遺伝子をヒトゲノムに多数同定し、消えやすい遺伝子がもつ機能面以外の特徴を見い出すことに成功。進化における遺伝子の消えやすさには、遺伝子機能の要・不要だけではなく、その遺伝子が存在するゲノム領域の特徴が大きく影響していることを明らかにした。

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研究室育ちの人工「和牛」肉バーガーを試食してみた

気候変動問題が深刻さを増す中で、生産過程で二酸化炭素を大量に排出する牛肉の代わりになる「代替肉」に対する関心が高まっている。研究室で培養したという和牛で作ったハンバーガーを試食してみた。

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FDAが初承認、「塗り薬」が開く遺伝子療法の新たな可能性

遺伝子療法では、改変した遺伝子をいかにして体内に導入するかが課題となる。米国のスタートアップ企業クリスタル・バイオテックは、米食品医薬局が初めて承認した塗り薬による遺伝子療法を、13歳の少年に適用していることを明らかにした。

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ブタから3Dプリントへ 無限「臓器工場」の夢を追う 起業家の挑戦

世界初の心臓の異種間移植で使われたブタを作ったバイオテクノロジー企業の創業者マーティン・ロスブラットは今、ヒトに移植できる臓器を限りなく作り続ける工場を実現しようと奔走している。

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