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Dataverseの好印象ポイントを初学者がまとめてみた。
2023年03月29日 10時00分更新
本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「初学者がDataverseの好印象ポイントをまとめてみた。」を再編集したものです。
こんにちは、春の訪れを感じているソネハラです。
今回は、Dataverseを褒めたたえる回です。
学び始めて「これ便利!」と思った点がいくつかあるのでご紹介していきます。
豊富なデータ型
同じテキスト型でもこんなに種類が! と驚くぐらい豊富なデータ型があります。
「電子メール」や「電話番号」といった、データ型の用途が分かりやすい形式で表示されており、カチッとクリックで簡単に設定できます。
こちらは選択肢型の設定画面ですが、「複数選択可」のような設定もチェックボックスにチェックを入れるだけでいいです… 便利。
アプリ改修が容易
Power Appsは、Dataverseのテーブルを取り込んで、それを骨組みにアプリを作成することができます。
テーブルの設定に変更があったり、アプリを改修したりする際に、いちいち「ここの名称を変えて… ここの設定を変えて…」みたいなことをしなくても、Dataverseを変更すれば、アプリでも勝手に自動で修正してくれます。めちゃ助かります。
もしアプリで使っている列を消してしまいそうになったら…
ちゃんと教えてくれます。
依存関係も確認できるので、どのアプリでテーブルを使っているか一目瞭然。
Power Platform他サービスとの互換性
当たり前と言えば当たり前ですが、Power Platform他サービスとの相性が抜群です。
Power Appsでは、Dataverseのテーブルを指定するだけでアプリを自動作成してくれますし、
Power Automateでは、Dataverse関連のトリガーやアクションが豊富に取り揃えられています。
Power BIでは、データソースを選択するクイックメニューには…
Excel、SQL Server、CSVに並んでDataverseが!
Power Platformで使うデータソースはDataverse一択だと思います!
ソネハラ/FIXER
2023年2月にPowerPlatformアシスタントとしてアルバイト入社しました。
食べ物にハマると1週間ずっとそれしか食べなくなります。そのせいで毎日3食を豆腐だけで過ごし、倒れたことがあります。


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