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熊本県玉名市、台湾のスタートアップとMOUを締結

 熊本県玉名市は2023年3月22日、台湾のスタートアップ企業Uniigym Co., Ltd.(ユニージム)とのMOU(Memorandum of Understanding、基本合意書)の締結を発表。ユニージムのサービスを活用し、地域活性化や魅力あるまちづくりに役立てることを目指して協働することで合意した。

 ユニージムは2019年4月に台湾台北市で創業したスタートアップ。スマートフォンを利用したフィットネスプログラムなどを提供している。「AIモード」でユーザーはインストラクターがそばにいるような感覚で、一人でも複数人でも手軽にワークアウトを楽しめるという。また、子どもやシニアなど年齢に応じたプログラムを選ぶこともできる。台湾では政府と連携し、スマート体育やシニア健康増進プログラムのソリューションとして、生徒や高齢者向けのAI対話型フィットネスサービスの提供も行ったという。現在、台湾、中国、シンガポールで事業を展開し、香港、タイ、マレーシアでもサービスの開始を予定。今回、日本でもサービス開始となる。

 玉名市は海外も含めた関係人口の創出と拡大によるまちづくりの推進と、市民の健康づくりの促進を図る。玉名市ではMOUにもとづく具体的活動の皮切りとして、3月29日に玉名市の施設を使って市民向けの健康づくり体験会を開催した。こうした機会のほか、ユニージムのサービスのテスト導入を希望する事業者を玉名市が公募するなど、両者の目的に沿った活動を行なっていくという。

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