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往年のセガ製携帯ゲーム機「ゲームギア」をバッテリー駆動&Type-C仕様に改造するキットが登場!

2023年03月25日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻 編集● ASCII

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 往年のレトロ携帯ゲーム機・ゲームギア向けの改造キット「GG Mainboard + Power board + Sound board(1ASIC専用)」が家電のケンちゃんに入荷。技術系サークル「SYF」による同人ハードウェアで、価格は1万5500円だ。ブラック/グリーン/パープル/イエローの4色のカラバリが販売されている。

ゲームギアの電源仕様などを改造できるキットが登場。基板色が複数あり、店頭には4モデルが入荷している

 ゲームギア互換メインボードと電源基板、サウンド基板がセットになった、1ASICバージョンのゲームギアに対応した改造キット。オリジナルゲームギアは単3電池×6またはACアダプターで動作するところ、リチウムイオンバッテリー(別売り)およびUSB Type-C給電仕様に改造することができる。

 ただし、改造の難易度はやや高めで、純正メインボードからカスタムチップ(1ASIC)やカートリッジコネクター、通信コネクターを張り替える必要がある。ショップによると「ある一定以上のはんだ技術と工具が必要」という。腕に覚えのある中上級者向けのキットというわけだ。

メインボードに純正チップを張り替える必要があり、難易度は高め。電源基板にはType-Cおよびバッテリー接続用端子を備えている

 「GGLCD」などの液晶改造キットを使用する前提になっており、オリジナルの液晶は使用できない。また、ブラックモデルのみサウンド基板がモノラル専用のため、ステレオ化したい場合は他のカラーモデルを選択する必要がある。

サウンド基板はブラックのみモノラル仕様。液晶改造キットの使用が前提のため、取り付けやすくするアダプターなども同時に入荷している

 なお改造キットのほか、同時に複数の対応アクセサリーが入荷。液晶改造キットの取り付けを容易にするアダプター「GGLCD FFC Adapter」(GGLCD用/1680円)と「BennVenn FFC adapter kit」(BennVenn用/1680円)、カスタムチップ張替え用のステンシルプレート「QFP144 stencil」(1280円)が販売中だ。

 

【取材協力】

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