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Chat GPTでさっそくGPT-4を使い、ソースコードを書いてもらったよ

2023年03月20日 19時30分更新

文● 関根 繁治/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「GPT-4を使ってみた、登録手順や注意点など、コードも書いてもらったよ」を再編集したものです。

 OpenAIの最新言語モデルであるGPT-4が触れるようになったとの事なので、早速触ってみましょう。

 OpenAI公式には変更点や注意点なども書いてありますので、そちらも参照してみてください。

 というわけで、ChatGPTにアクセスしたけど、GPT-4に関する項目が見つからない。

 現時点でGUIからアクセスするにはChatGPT Plusに加入しないと使用出来ないようですので、早速加入してみましょう。

※有料になります、USD $20/monthです。

ChatGPT Plusに登録

 ChatGPTにサインインして画面左部のUpgrade to Plusを押下。

 Upgrade Planを押下して、その先の支払方法を選択・登録してください。

 以上で登録は完了です! 下記画面が表示されますのでContinueを押下してください。

 ChatGPTの画面にアクセスすると、GPT-4に関する通知が来るのでTry GPT-4を押下してください。

 ChatGPTの画面に遷移してきました、まだモデルがデフォルト(GPT-3.5)のままなのでGPT-4に変更してみましょう。

 モデルを選択する時に、各versionでどんな特性があるのか表示してくれます。

 違いが解って面白いですね、今回は導入されたGPT-4を選択します。

GPT-4が使えるようになったので最新の事象を質問してみた

 GPT-4を選択したので、GPT-4自身の事を聞いてみます。

 まだ自分の事を知らないGPT-4、もう発表されましたよ~~!

答えが無い質問もしてみる

 明確な答えがなく、色々な形が想定されるモノを聞いてみました。

ソースコードも書いてもらいます

 当初は対話型を期待したのですが、私の依頼の仕方が良くないですね、意図した対話型のコードが返ってきませんでした。

 コードの中に設問が埋め込まれた状態で返ってきましたので、設問を受け付けるように修正を依頼してみました。

 意図した動作をしそうなコードが返ってきたので配置して実行してみます。

 いいですね、おおよそ期待通りの動きです。

 ただコードに対して長文を設問事項として実行すると、回答がぶつ切りになったり、色々な言語が混ざった状態で応答したり、答えが途中で切れてしまったりと、いくつかの問題を抱えていたりしますのでAIに全部任せるというのはまだ難しそうです(環境の問題?)。

 このコード自体はAPIを利用して実行していますが、GPT-4のAPIは順次開放されるようで現在は順番待ちになります。

 waitリストに登録すると以下のメールが送付されてきますので、順番まで待ってましょう。

最後に

 GPT-4自体は新しいBingに搭載されていたり、一部アプリに既に実装されいたりと知らず知らずのうちに触れていた可能性はありますが、今回の発表を受けてより身近なモノになりましたね。

 ChatGPTを取り込んだサービスもどんどん増えてきて、より正確により早く色々な情報にアクセス出来るようになっていくことにより、より新しい体験が出来るのでは無いかと私自身も楽しみにしております。

 皆様も是非AI環境を触ってみませんか?

関根 繁治/FIXER
ジャンクパーツからPCを復活させるのが好き、一緒にジャンク通りを歩かないか

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