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SaaS連携データベース「Yoom」、ChatGPTとノーコード連携

 Yoom株式会社は2023年3月3日、業務を自動化するSaaS連携データベース「Yoom(ユーム)」において、AIチャットボット「ChatGPT」のAPIと連携を開始。今回の連携により、多様な「ChatGPT」のAPIをノーコードで連携可能になる。

 OpenAIが開発、提供している自然言語処理を使用したAIチャットボット「ChatGPT」は、英語のほか、日本語、中国語など複数の言語を認識し、質問を入力するとAIが文章を生成して回答が得られる対話型のAIチャットだ。通常は、「ChatGPT」のAPIを活用するためにプログラミングの知識が必要だが、「Yoom」の利用によりエンジニアでなくても手軽に「ChatGPT」のAPIを活用し、業務の自動化や効率化を実現できるとしている。

「ChatGPT」のAPI活用により、「Slack」や「Chatwork」などのチャットツールから直接「ChatGPT」と会話を行ったり、受信メールから抽出したテキストを「Yoom」のデータベースや「kintone」、「Googleスプレッドシート」に格納したりと、多様なSaaSや自社システムが「ChatGPT」と連携できる。

「Yoom」の利用により、「Chatwork」上で直接ChatGPTと会話が行える

「Yoom」は、「Chatwork」や「kintone」など多様なSaaSを連携したデータベースをノーコードで作成。SaaS間の「ハブ」となり、毎日のワークフローを自動化する。社内に散在した情報を1つのデータベースに集約し、SaaSを使用した業務を自動化することで、人にしかできないクリエイティブな仕事に注力できる時間を生み出す。2021年8月のベータ版開始から利用社数は2023年3月3日時点で1500社を超えるという。

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