このページの本文へ

LINE WORKS上でサポートしてくれる「LINE WORKS AI秘書(仮称)」の開発も発表

「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン、「LINE CLOVA」の統合を発表

2023年02月09日 18時10分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンは、4月1日付けでLINEのAI事業「LINE CLOVA」を統合すると発表した。

 今回統合するLINE CLOVAは、自社開発のAI技術を活用した「CLOVA OCR」「LINE AiCall」等のサービスの提供や、日本語初の大規模言語モデル「HyperCLOVA」をはじめとするAI技術研究・開発に取り組むなど、AIの新たな価値創造を進めてきた。

 2017年のサービス開始以降、BtoC事業からBtoB事業への戦略転換を進めビジネスを成長させてきたLINE CLOVAの持つ技術を、LINE WORKS上で使えるようにすることで、働きやすさをこれまで以上に追求し、AIの社会実装を目指していくという。

 また、同社は、2月9日に開催したビジネスカンファレンス「LINE WORKS DAY 23」にて、LINE WORKS上で仕事をサポートする「LINE WORKS AI秘書(仮称)」を開発中であると発表した。

 これはトークのやりとりのコンテクストをAIが理解し、能動的に仕事をアシストしてくれる、LINE WORKS上で動くAI技術の一つ。スケジュールの通知、必要なトーク内容の整理、タスクの登録、トークルームへの誘導など、さまざまな形で何をしたいのかを解釈し、仕事をより快適に進めるサポートをする。

 今後は、LINE CLOVAの文字、音声、画像などのAIの技術を活用し、文章の生成や音声インターフェースなど、LINE WORKSのさまざまな機能をAIで拡充していく予定。

「LINE WORKS AI秘書」の画面イメージ
左:トークの内容から「LINE WORKS AI秘書」がスケジュールの作成ニーズを検知。スケジュール作成画面へ誘導。
右:トークの内容から「LINE WORKS AI秘書」がタスクの登録ニーズを検知。タスク作成画面へ誘導。

カテゴリートップへ