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音質ファーストなハイエンドイヤホン「FoKus Mystique」

2023年02月09日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻 編集● ASCII

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 “音質ファースト設計”によるハイクオリティなサウンドを特徴とする、Noble Audioのハイエンドワイヤレスイヤホン「FoKus Mystique」が発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて店頭価格5万8300円で販売されている。

オーディオマニア大注目のハイエンドワイヤレスイヤホン「FoKus Mystique」が登場。“Wizard”が手がける最新作を堪能できる!

 “カスタムIEMを無線化する”というコンセプトで開発された「FoKus PRO」の後継モデルにあたる最上位ワイヤレスイヤホン。前世代から引き継いだ“音質ファースト設計”が特徴で、各帯域のまとまり感や音階が把握しやすいディテールの細やかさが向上し、より豊かな表現力を実現したという。

 あくまで音質特化の設計のため搭載している周辺機能はヒアスルー(外音取り込み)機能とマイク機能程度で、定番のノイズキャンセリング機能も非搭載。ただしカスタムIEMメーカーならではの膨大な耳型データをもとに設計されており、耳栓のようなフィット感により、そもそもノイズが入りにくい。ノイキャン非搭載のデメリットはあまり感じないかもしれない。

Galaxyデザインのフェイスプレートが印象的。フィット感が極めて良好なほか、あくまで音質特化の設計が採用されている

 イヤホンとしては、Knowles製の高音質BAドライバー×2と特注の8.2mmダイナミックドライバー×1によるハイブリッド構成を採用。各ドライバー間の位相差を効果的に排除するシェル構造になっており、BAドライバーも音導管を使用していないため瑞々しい音をそのまま感じることができるという。

 また、「FoKus PRO」と同じくブランド創立者にして“Wizard”の異名をもつ聴覚学者・聴覚専門医のジョン・モールトン博士がサウンドチューニングを手がけている。

評価の高かった先代モデル「FoKus PRO」(生産終了)とどう違う?店頭では聴き比べできる専用コーナーも設けられている

 接続インターフェースはBluetooth 5.2で、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX Adaptiveをサポート。左右ユニットに個別にデータを伝送するTrueWireless Mirroringにも対応している。バッテリー駆動時間は7.5時間程度で、充電ケース使用により3~4回分の充電が可能だ。

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