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2.1chと2.0chのスピーカーもラインアップ。全3機種で価格は2万円弱から

業界初、ゲーマー向けの5.1chスピーカーがSteelSeriesから登場

2023年01月26日 20時45分更新

文● 八尋 編集●ASCII

ゲーミングスピーカー「Arena 9」「Arena 7」「Arena 3」が登場

 SteelSeriesは1月26日に発表会を開催し、ゲーミングスピーカー「Arena 9」「Arena 7」「Arena 3」を発表した。価格は、ゲーミングスピーカーとしては業界初という5.1chサラウンド搭載のArena 9が8万270円、2.1サラウンドのArena 7が4万3970円、2WayスピーカーのArena 3が1万9990円。3月10日以降に全国の家電量販店およびAmazon.co.jpにて順次販売を開始する。

360度空間オーディオを実現
OLEDコントロールボッドも付属

 Arena 9は、2Wayスピーカー×4基(フロント×2、リア×2)、センターチャネルスピーカー、6.1 inch ダウンファイアリングサブウーファーの組み合わせにより、完璧な360度空間オーディオになるという。2Wayスピーカーには4 inchドライバーを採用し、迫力のサウンドを実現。加えて、高音域に特化したツイーターと2wayスピーカーが連携することで、ダイナミックかつ繊細な音を再現するとしている。

フロントスピーカー×2とセンターチャネルスピーカー

6.1 inch ダウンファイアリングサブウーファー

リアスピーカー×2

 加えて、同社の専用ソフトウェア「Sonar」のイコライザー機能を使えば、プレイするゲームや用途に合わせて、細かくオーディオ設定をカスタマイズすることも可能となっている。さらに、音量調整や設定を直感的にできるOLEDコントロールボッドも付属している。

OLEDコントロールボッド

 さらに、フロントの2Wayスピーカーには、1680万色のRGBイルミネーションも搭載。専用ソフト「PrismSync RGB」によりさまざまなカスタマイズが可能なほか、音楽やゲームに反応して色が変わるモードも用意している。

1680万色のRGBイルミネーションも搭載

 インターフェースは、USB Type-Cと3.5mmオーディオジャック、オーディオ用光デジタルケーブル入出力となっている。パソコンだけでなく、光デジタル対応のコンソール機でも利用可能だ。

USB Type-Cと3.5mmオーディオジャック、オーディオ用光デジタルケーブル入出力を備える

 Arena 7は、Arena 9のリアスピーカーとセンターチャネルスピーカーを省いたモデルとなり、2.1chで臨場感のあるサウンドを体験できる。なお、Arena 7にはOLEDコントロールボッドは付属しておらず、2Wayスピーカーの片方にあるダイアルで音量調節が可能となっている。

Arena 7は2Wayスピーカー×2とサブウーファーからなる

2Wayスピーカーの片方にダイアルを搭載している

限られたスペースで迫力のサウンドを実現
背面にヘッドセット端子も搭載

Arena 3

 Arena 3は、一般的なパソコン用スピーカーと比べて大きな4 inchドライバーを採用する2Wayスピーカー。Arena 7、Arena 9のスピーカーとは形状が異なり、サブウーファーが付属していないぶん、バスレフ型になっており、上部から重低音が出るようになっている。これにより、ゲーミングサウンドの澄み切った高音、生き生きとした中音、パワフルな低音を忠実に再現するという。

 また、可変可能なスピーカースタンドを採用。これにより、指向性が重要なスピーカーにおいて、ベストなリスニングポジションをキープできる。さらに、ヘッドセット端子を搭載しており、本体のコントロールスイッチでスピーカーとヘッドセットの出力の切り替え可能なので、FPSはヘッドセットで、そのほかのゲームや動画視聴でといった使い分けも簡単にできる。

ヘッドセット端子も備えている

 なお、全モデルともBluetooth 4.2に対応しており、スマートフォンといった機器とワイヤレス接続をして音楽や動画を楽しむことが可能だ。

Bluetooth 4.2に対応

3モデルの主なスペック

 2023年初の発表会を開催したSteelSeriesだが、eスポーツの人気が拡大している昨今、今年はさまざまな別の領域にもゲームファンを作っていきたいとのこと。そのために、色々な文化とのコラボを実施するほか、ゲーマーやインフルエンサーを交えての企画も計画していきたいのだという。

 同社初となるゲーミングスピーカーはもちろん、SteelSeriesの今後の動向も気になるところだ。

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