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ラグナロクが迫る中、クレイトス親子が下す決断は?

親子の絆に感動!『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』がオススメなワケ

2022年12月09日 11時00分更新

文● ミヤザキ 編集●ASCII

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントからPlayStation 5/PlayStation 4向けに11月9日に発売された『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』。本作は、2018年にPlayStation 4で発売された『ゴッド・オブ・ウォー』の続編で、北欧神話の世界を舞台に、かつてギリシャの神々に復讐を果たしたクレイトスのその後の物語が語られる。

 物語も前作の続きで、ラグナロクが近づくなか、クレイトスとその息子アトレウスは自分たちの身の安全を守るか、それとも世界の平和を守るか、重大な選択に迫られることになる……。

主人公のクレイトス。かつてギリシャの神の策略で妻と娘を自身の手で殺してしまっている。その後悔からか、息子のことを過剰なほど心配し、厳しく接する

クレイトスの息子のアトレウス。前作で自分が父から神の力を、そして母から巨人族の血を受け継いだことを知る。巨人族としての名前はロキ

 続編ものと言うと、どうしても前作をやっていないと手が出しにくいところがあるだろう。しかし本作は、それでは“もったいない”と声を大にして言えるほど、クオリティーの高いゲームに仕上がっている。ここでは、そんな本作のオススメポイントを紹介していこう。

 なお、今回プレイしたのはPlayStation 5版。PlayStation 5版はDualSense ワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーに対応。音響は3Dオーディオに対応しており、グラフィックも前作より緻密に。ターゲット30fpsのフル4K映像か、ターゲット60fpsにアップスケールされた4K映像か選択可能といったところが主な特徴。

 また、ロードもゲーム開始時に10秒ほどの待ち時間は入るものの、それ以降はほとんど感じることなくプレイでき、快適に遊べるのもポイントだ。

ゲーム序盤のソリを引くシーンからハプティックフィードバックによる微細な振動の違いを体験できる。手から感じる臨場感がすごい!

「九界」を渡り歩き描かれる親子の絆の物語

 ネタバレを回避するため詳細は語らないが、本作ではラグラナロクの接近を背景に、息子を守るために戦うクレイトスと、自分の運命と父の想いの間で自分なりの道を見つけようと模索するアトレウスの姿が描かれる。

親子が対立するシーンも。キャラクターの表情もしっかり作り込まれていて、手に取るようにその気持ちがわかる

 そこに、ラグナロクを阻止しようとするオーディン、オーディンと自身の息子を殺したクレイトス親子を憎むヴァン神族のフレイア、とある事情から仲間から離れてクレイトスたちに協力するドワーフのブロックとシンドリ兄弟と、さまざまな人々が絡んでくる。

オーディンの息子のトール。序盤の強敵としてクレイトスの前に立ちはだかる

 「九界」という9つの世界を股にかけて展開する物語は壮大で、クレイトスを主軸としつつ、アトレウスの視点で進むパートもあり、2人が何を考え、どう思って行動しているのかプレイしながらわかるようになっている部分は注目だ。

 自分にもし子どもがいる人ならクレイトスの気持ちがわかるだろうし、そうでない人も自分が幼いころにアトレウスに近い感情を親に対して抱いたこともあるだろうし、大人であれば誰でも共感できるポイントがあるのも本作の魅力だろう。

巨大ボスとのバトルは圧巻。ザコ戦からボス戦まで、すべての戦いが物語を盛り上げる

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