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地域経済の活性化に貢献する大阪ガス×ギフティの「いっとくパス」 ふるさと納税の返礼品としても提供へ

2022年12月08日 12時00分更新

文● ASCII

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 大阪ガスとギフティは12月5日、デジタルチケットサービス「いっとくパス」を開始した。

 大阪ガスの会員制サイト「マイ大阪ガス」や「スマイLINK」の会員に向け、無料クーポンの配布やポイントによるデジタル商品券への交換などを通じ、加盟店でお得に飲食できるサービス。大阪ガスが有する飲食店との接点や食に関する知見および多数の利用者アカウントと、ギフティが展開する自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム」(2021年10月に「Welcome ! STAMP」より名称変更)の連携によるもの。

 ギフティはeギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を国内外で展開しており、また、e街プラットフォームの提供により、自治体や地元企業・団体の地域活性化をデジタル面からサポートしている。

 関西は歴史的な町並みと近代的な繁華街が混在し、魅力的な観光資源が豊富なエリア。大阪・京都・神戸・奈良と有数の観光地が近距離で存在し、地域それぞれの特徴的な食文化も魅力的な飲食店も数多くあるが、コロナ禍に伴う外食機会や観光客の減少、光熱費の値上がりによる飲食店の経営状況の悪化など、消費の冷え込みにより地域経済が停滞。両社では地域経済の活性化やDXのインフラ整備に貢献することで家庭と地域の飲食店をつなぐとともに、関西のもつ魅力を内外に発信することを目指すという。

 3種類のデジタルチケットが提供される。

「関西おでかけ納税」は、おでかけ前・おでかけ中にオンラインによるふるさと納税を可能とする仕組み。寄附の返礼品として「いっとくパス」を介し発行した「おでかけ商品券」が即時スマホに送付、寄附者は地域の加盟店でおでかけ中に利用できる

 また、今後は本デジタルインフラを活用し、現地消費型のふるさと納税である「関西おでかけ納税」 およびその返礼品として地域の飲食店で利用できる電子商品券「おでかけ商品券」を自治体に対して提供することも予定しているという。

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