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AIで社内交流を活性化するシャッフルランチ自動化アプリ「Tomatalk」開始

 Tomatalk株式会社は2022年11月24日、社員同士がランチや飲み会を通して部署の垣根を越えて交流できるシャッフルランチをAIで自動化するアプリ「Tomatalk(トマトーク)」のiOS版、Android版の提供を開始。ユーザーがアプリ上でエントリーすると、その日のランチグループをAIが自動で決定。アプリが管理者や幹事の役割を担う。アプリにはグループ通話機能も搭載し、対面だけでなくリモートランチにも対応する。利用料は無料。

 HR総研による2022年1月の調査で、企業の93%が「社内コミュニケーション不足は業務の障害」、73%が「自社のコミュニケーションに課題あり」と回答。コロナ禍で多くの企業が社内コミュニケーションの改善に課題を抱えていることが判明した。Googleなどシリコンバレー発の起業はランチを会社が提供し、社員同士の交流や連携を促すことを盛んであり、日本でもシャッフルランチを導入する企業が増えている。一方で、シャッフルランチを自動化するソリューションとしてのアプリがなかったことから、「Tomatalk」開発に至ったという。

「Tomatalk」は「コミュニティ内シャッフルランチの自動化」、「リモートランチ機能」、「リモート雑談機能」という3つの特長を持つ。「コミュニティ内シャッフルランチの自動化」は会社や大学などクローズドなコミュニティ内のシャッフルランチの自動化をアプリとして日本で初めて実現したという。マッチングの設定で対象コミュニティを複数選べるほか、ランチ開始の時間帯や開催場所を地図上で距離を指定したり、希望する人数やAIのアルゴリズムを選んだりすることも可能だ。

 AIがランチの組み合わせを決定すると、グループ内で当日限定のグループチャットが自動的に開始できるのが「リモートランチ機能」だ。グループ通話機能を使ってワンタップでリモートランチやリモート飲み会を開始できる。通話はグループメンバーのプロフィールを見ながら可能であるため、業務の話だけではなく、互いに関心があることを話題にして会話を盛り上げられる。

「リモート雑談機能」は、コミュニティ内で興味があるユーザー同士で「Tomatalk友達(トマトモ)」となることで音声通話で雑談を楽しんだり、ランチマッチングをトマトモ限定に設定したりする機能だ。ほかのコミュニケーションアプリとの違いとして、よりリアルなコミュニケーションを促進するために、チャット機能を省き音声通話に特化して会話を促す仕様とした。

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