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石川温のPCスマホニュース解説 第152回

スマホ半導体で競争激化 クアルコムvs.メディアテック

2022年12月01日 09時00分更新

文● 石川温

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 ハイエンドスマートフォン向けSoCの競争が過熱している。

 メディアテックは11月11日、Wi-Fi7に対応した次世代SoC「Dimensity 9200」を発表。それに対抗するかのようにクアルコムが2022年11月15日(現地時間)、同じくWi-Fi7に対応した次世代SoC「Snapdragon 8 Gen 2」を発表している。

 Dimensity 9200を搭載したスマートフォンとしてvivoが「X90 Pro」を発表したかと思えば、同じくvivoがSnapdragon 8 Gen 2を搭載した「X90 Pro+」を発表している。

中国市場に注力する2大メーカー

 どちらの半導体メーカーも注力しているのは中国市場だ。

 クアルコムは、例年、この時期に新製品を発表するイベントをハワイ・マウイ島で開催しているのだが、元々の狙いは「中国のメディアが来たくて呼びやすい場所」として、この地を選んでいるとされている。

 しかも、基調講演の開始時間はハワイ時間の午後1時に設定されていた。

 通常、この手のイベントの基調講演は午前9時や10時といったように朝イチに開催するのが常識なのだが、クアルコムはなぜか午後1時から始めた。

 実は、ハワイの午後1時というのは中国時間の午前8時であり、なんとか中国メディアが地元で参加できる時間帯なのだ(同じ時刻に中国でもイベントを開催)。

 つまり、マウイ島で開催されているものの、かなり中国市場を意識したイベントなのがよくわかる。

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