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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第52回

エアフロー強化におすすめ

【鉄板&旬パーツ】定番140mmファン4製品の性能を比較

2022年11月27日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 夏の暑い時期ほどの冷却力は要らないが、冬でもPC内のエアフローはしっかりと確保しておきたい。以前、温度をダウンさせるコツの記事で書いたように、PCケースの吸排気バランスは大事なポイントになる。

 そして各パーツの発熱量が増加している今どきの自作PCでは、なおさらPCケース内のエアフローの重要度が増している。そのエアフローを確保するためのケースファンは、静音重視や高風量・高静圧から“魅せる”RGB LED内蔵モデルまで、さまざまなタイプの製品が売られている。

 そんな、PCパーツショップ売り場の一角を占めるようになったファンコーナーに、また新たな製品が追加された。それがThermalrightの高性能ファン「TL-B」シリーズの140mmモデルだ。正直それだけなら、「ふ~ん」で流してしまうところだが、140mmモデルの「TL-B」には貴重な“純白”の「TL-B14W」がラインアップされている。

光らないファンの選択肢も、かなり増えている

10月に新たに登場したThermalrightの高性能ファン「TL-B」シリーズの140mmモデル

 実は120mm径の白色ファンは数多いが、140mm径の白色は少ない。一応、定番のひとつとしてThermaltake「TOUGHFAN」シリーズがあるのだが、残念ながらファンブレードは白色ではない。

 と言うわけで、「TL-B14W」はホワイトでコーディネートしたPCを組んだユーザーと、これから組む人にとって注目のアイテムとなっている。筆者もそのひとりで、所有しているFractal Design「Define 7」や、「Define 7 Compact」、NZXT「H7 Flow」向けに発売日に120mm径の「TL-B12W」とともに即購入した。

 正直、動作音などのスペックは二の次で、“純白”だけで購入理由になるのだが、せっかく購入したので、定番140mmファンと一緒に静音性などをチェックしてみた。

“純白”が魅力なThermalright製140mm高性能ファンの「TL-B14W」

定番人気となっているThermaltake「TOUGHFAN」シリーズのホワイトモデル。ブレードの色はグレー系になっている

「Define 7 Compact」のフロントに140mm径「TL-B14W」、リアに120mm径「TL-B12W」を搭載した。サイドはソリッドパネル仕様なので、色を合わせる意味はないのだが、それでも合わせたくなるのがホワイトコーディネートの自作PCだ

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