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特価品増加で順調に値下がり中のDDR5かコスパ良しのDDR4か

結局DDR5とDDR4どっちがいいの?信頼の高性能メモリーKingston FURYで検証

2022年11月28日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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 昨年11月、インテルのLGA1700プラットフォームとともに、次世代規格「DDR5」に対応したメモリーが登場した。当初こそ、品薄気味だったものの、その後徐々に供給量が増えてきており、今では複数の選択肢から選べるようになっている。

 また、AMDもSocket AM5プラットフォームでようやく対応したが、従来のDDR4も残したインテルと異なり、DDR5メモリーのみのサポートになった。こうして動きからも鑑みるに、PC市場全体におけるDDR5メモリーへの完全移行はそう遠い未来でもないだろう。

 とはいえ、現状は確かにコスト面でDDR4メモリーよりも高価だが、着実に市場価格は値下がってきている。その証拠に、ASCII.jpで毎週掲載しているPCパーツの価格動向記事「サハロフ佐藤のアキバ定点観測」からデータをいくつか抜粋して作成した、値動きのグラフをご覧いただこう。

2021年12月から2021年11月(月頭週の調査から抜粋)までの目標価格(アキバで比較的知られているいくつかのショップでの価格)をまとめたグラフ。DDR4-3200メモリー16GB×2と各クロックのDDR5メモリー16GB×2の値動きを追ってみた

 1年通してほとんど値動きのないDDR4-3200に対し、DDR5メモリーはどんどん下がっていることがわかる。その中でもDDR5メモリーの標準クロックと言えるDDR5-4800の16GB×2の下がり方は顕著で、2022年7月には一部ショップに特価品が並び、9月に最安値を更新した1万5000円前後を記録している。その後、アキバ最安値は1万4000円台に突入している。

 というわけで、特価品を含めた価格にはなるが、DDR4-3200との価格差は5000円程度にまで縮まっている。この値動きは高速なオーバークロックメモリーにも言え、DDR5-6000やDDR5-6200は発売当初から約4割値下がっている。アキバ過去最安値では5割ダウンに迫るほどだ。

 さらに、店頭発売当初こそ7万円台だった高速なDDR5-6400も、9月のアキバ価格調査で最安値を更新。4万5000円台を記録している。最新世代のCPUでPCを自作するなら、今こそDDR5メモリーを検討するべきだろう。

 とはいえ、DDR4と比べるとまだ割高感は否めないというイメージもある。どの程度の性能差があるのか気になるところだ。そこで、本稿ではコスパが優秀で人気のある第13世代インテルCoreプロセッサーのCore i5-13600Kと組み合わせて、DDR4メモリーとDDR5メモリーの環境を用意し、比較してみたのでぜひ参考にしてほしい。

今回検証に使ったメモリーはいずれもKingston製で、人気の高いRGB LED搭載モデル

 メモリーは老舗メーカー、Kingstonからチョイス。DDR5メモリーのラインアップが充実しているだけではなく、メモリーに強いアキバパーツショップの「パソコンSHOP アーク」では、最安値を更新することも多々ある。例えば、前述の2022年9月のDDR5-6400 16GB×2メモリーの最安値は同社の製品だったりする。

 Kingstonによれば、DRAM市場において同社は19年連続世界シェアNo.1だという。出荷前のテストや製品寿命期間保証はもちろん、30年以上の設計・製造ノウハウに裏打ちされた「信頼性」と「高品質」がその偉大な功績につながっているのだろう。

 また、同社はオーバークロック(以下、OC)分野でも高名だ。OC世界記録を5桁台で更新した世界初のメモリーブランドで、多くのユーザーから支持されている。OCメモリーは動作クロックが高くなるほど高価になっていくもの。しかし、前述の通り、最安値を更新する製品がちょくちょくあるなど、世界シェアNo.1ならではのコストパフォーマンスの高さも魅力の1つだ。

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