実ユーザーの声で判明! NPSベンチマーク調査5年連続1位のセキュリティソフトが継続利用されるワケ

文●宮里圭介 編集●村野晃一(ASCII)

提供: キヤノンマーケティングジャパン

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 売り上げ数を競うランキングや、顧客満足度など、商品の人気を測る指標は数多くあるが、中でも、NPS®ベンチマーク調査は、「友人や同僚に勧めたいか?」という究極の1問から算出される、顧客ロイヤルティ……企業や製品、ブランドへの「愛着」や「信頼」を測るための指標”NPS®(Net Promoter Score)”を用いた調査だ。つまり、このNPS®のスコアが高いほど支持が強く、友人や同僚に勧めたい、継続的に利用したいと考える人が多いと読み取ることができる。

 NPS®ベンチマーク調査を実施しているNTTコム オンラインのサイトでは、業界別のレポートが公開されている。2017~2021年のレポートを見ると、なんと同じセキュリティソフトが5年連続で第1位を獲得している。それが、「ESET(イーセット)」だ。

●NPS®ベンチマーク調査 2021【セキュリティソフト】

 単年ならともかく、5年連続ということは、まぎれもなくロイヤルティの高い顧客が多いという証左。いったいESETのどの部分にユーザーが惹かれているのか、このレポートに寄せられた声を基に、その魅力を紐解いてみよう。

ユーザーボイス1 : コストパフォーマンスが高い

 NPS®ベンチマーク調査ではNPS®の算出以外にも、自由回答による推奨理由や、19の要因別に製品の満足度についても聴取し、顧客ロイヤルティを醸成する要因を分析している。これらの結果を見ながら、とくにユーザーが評価している部分をピックアップしていこう。

 多くのユーザーが挙げていたのが、コストパフォーマンスの高さだ。

「安価で動作が軽く、使いやすい」

「維持費が安い割にはきちんとブロックできているので」

「価格が安く、動作が軽い。かと言って脅威に対する検出や駆除能力も高いから

 セキュリティソフトのコストパフォーマンスといわれると不思議に思うかもしれないが、ESETには、複数年、複数台プランが用意されており、利用期間や利用台数が増えるほどお得に使えるようになっているのだ。

「ESET インターネット セキュリティ」の場合。月額~複数年、1~5台のプランが用意されている

 どのくらいお得なのか、個人向け製品である「ESET インターネット セキュリティ」を例に少し計算してみよう。

 デバイス数が1台の場合で見ると、1年プランは年間4,950円に対し、3年プランは年間2,200円と半額以下になる。デバイス数が5台の場合はさらにお得で、1台当たりの価格として計算すると、1年プランは年間1,496円、3年プランはたったの年間660円だ。

 5台分も必要ないという人もいるかもしれないが、このライセンスは、WindowsだけでなくMacやAndroidでも利用できるため、PCはもちろん、スマホやタブレットでも利用できる。また、購入者本人だけでなく、家族や友人と分け合うこともOKとなっているため、ライセンスが無駄にならないというのもポイントだ。

 さらに、別のデバイスへとライセンスを移行するのも自由。PCやスマホを買い換えても、セキュリティソフトを買い直す必要がないというのもうれしい。

ライセンスは、家族や友人と分け合えると公式で認めているのが強い

 一時的に使いたいというのであれば、月額プランを選ぶのもアリ。デバイス数が1台の場合、年間3,960円、5台なら1台当たり年間1,320円と、実は1年プランよりも割安となっているのがいいところ。また、いつでもやめることができるため、複数年を買って使わなくなった場合もったいない……と考えているなら、まずは月額プランで始めるのもいいだろう。

 もうひとつ月額プランのいいところは、自動で期間が更新されることだ。気付いたら期限が過ぎて使えなくなっていた……といったトラブルを回避できるほか、シンプルに「ライセンスの更新が面倒くさい」というモノグサな人にも便利なものとなっている。

 以下の記事では、さらに詳しくESETのラインアップについて紹介しているので、参照してほしい。

参考 ●複数ラインアップのある「ESET」はどれを選べばいい? ユーザーのタイプ別にオススメを整理してみた

ユーザーボイス2 : 動作が軽くシンプルで使いやすい

 コストパフォーマンスは導入時のメリットだが、利用した体感としてよく挙げられていたのが、動作の軽さだ。

「セキュリティソフトのせいで動作が重くなることがあったが、ESETを使い始めてから感じなくなった」

「実際に使用していて軽くて楽だから」

「使っていて動作が軽く、邪魔にならない」

 といった声が多く、かなりの人が動作の軽さに満足している印象だ。NPS®ベンチマーク調査の結果でも、「動きの軽快さ・処理速度の速さ」への満足度が、特に高く評価される結果となっていた。

 もちろん動作が軽いだけでなく、操作性の良さも評価が高い。ウイルス検査やファイアウォールといった各種機能のメニュー配置が分かりやすく明確なため、使いたい機能にすぐアクセスできる。

左側に並んだメニューから機能が選べるという、シンプルな画面構成だ

 また、最新バージョンとなるV16では、新たに「ダークモード」を搭載。デスクトップのデザインに配慮した見やすい設定に変更できる。

黒を基調としたダークモードを搭載。デスクトップのデザインに合わせやすくなった

ユーザーボイス3 : ちゃんと守ってくれている実感がある

 セキュリティソフトである以上、しっかりとPCやスマホを守ってくれることが大前提。いくらコストパフォーマンスに優れていようが、動作が軽かろうが、肝心の機能が他製品に見劣りしてしまうのでは意味がない。

「過去に他社製品で拾えなかったウイルスを検知したから信頼している」

「パターンファイルの更新が早く、システム負荷も軽い印象」

「軽量で誤動作が少ないため」

「軽いし、ちゃんと守ってくれている実感がある」

 セキュリティソフトの動作を実感するのはパターンファイルの更新時や定期的な検査時くらいで、普段は動いていることすら意識することは少ない。普段から頻繁にアラートが出る環境というのは異常なだけに、セキュリティソフトであれば、これは当然のこと。

 しかし、不用意に怪しいサイトへのリンクをクリックしてしまった、気づいたら変なファイルがダウンロードされていた、メールの添付ファイルを確認せずに開いてしまったなど、ちょっとしたユーザーのミスや誤操作で危険に陥ることはゼロではない。

 こういった、わずかな隙を埋めてくれるのがセキュリティソフトの役割。ESETでは単にファイルをチェックするだけではなく、多くの防御機能を駆使した多層防御が特徴だ。

 脆弱性を狙う攻撃には、ネットワーク通信を監視する「バルナラビリティシールド」、アプリの脆弱性に対しては「エクスプロイトブロッカー」、ボットネットの遠隔操作を防ぐ「ボットネットプロテクション」といったように、各脅威に対して適切な対応が取れるようにしているのが、多層防御の強み。これ以外にも、「UEFIスキャナー」「アドバンスドメモリースキャナー」「高度な機械学習」といった機能があり、未知のマルウェアにも迅速に対応できるようになっている。

 とくに強力なのは、「ESET LiveGuard」だろう。これは各ユーザーの手元で見つかった不審なファイルをクラウドで解析し、いち早く対応できるようにする機能。判定が難しいものでも数秒~数分で解析できるため、より精度の高い検出が可能となる。

 ただしこれは、「ESET スマート セキュリティ プレミアム」のWindows向けプログラムに搭載されている機能。「ESET インターネット セキュリティ」では利用できないので注意しておこう。

判定が難しい怪しいファイルをクラウドで解析し、総合的に判断してくれる

 また、最新のV16では「ランサムウェア保護」が強化され、Intel TDT(Threat Detection Technology)に対応。これは、メモリー上で検出を回避しようとするランサムウェアの挙動を、機械学習モデルを利用することで検知するものだ。ハードウェアによる支援が行われるため、動作は軽いまま機能が強化されているというのがうれしい。

 もちろんこれ以外にも、Webアクセス保護、迷惑メール対策・フィッシング対策、ネットワーク保護といった機能も装備しているので、ウイルスやスパイウェアなどのマルウェア以外の被害も防ぐことができる。

フィッシング対策や迷惑メール対策など、インターネット利用で悩まされる脅威からしっかり守ってくれる

参考 ●フィッシングサイトにアクセスするとどうなるのか?

ユーザーボイス4:
ゲームモードなど欲しい機能があるのがいい!

 セキュリティを脅かすものは、なにもマルウェアばかりではない。例えば情報漏洩の危険性でいえば、USBメモリーなどへの勝手なコピー、ノートPCなどの置き忘れのほうが、よほど問題になりやすい。

 また、セキュリティソフトによる不要不急の通知も問題となることがある。とくに困るのが、ゲーム中。フルスクリーン表示で楽しんでいるのに、ファイルスキャンの終了通知、問題がないといった報告がポップアップ表示され、ゲーム画面が閉じてしまう……といった経験をした人もいるのではないだろうか。

 今回参照しているNPS®調査に寄せられた意見のなかで、具体的な機能を指して評価している声は決して大きくはないのだが、こういったマルウェアとは直接関係ない部分へも言及している声はある。

「必要な機能が揃っている」

「価格の割に高機能。しかも重たくならない」

「使い勝手がいいから。お手ごろな価格だから。ゲームモードがあるから」

 こうしたESET インターネット セキュリティの豊富な機能のうち、総合的なセキュリティ対策として活用して欲しいものをいくつか紹介しておこう。

 「デバイスコントロール」は、USBストレージや光学ドライブ、Bluetoothデバイス、プリンター、スキャナーといった外付けの周辺機器利用を制限する機能。事前に許可したデバイス以外は使えないように制限したり、USBメモリーへの書き込みを禁止したりと、柔軟な設定が行えるのがメリットだ。

周辺機器の勝手な利用を制限できるのが「デバイスコントロール」。細かなルール設定で、柔軟な対応ができる

 この機能を活用すれば、仕事に使うPCでは勝手に周辺機器を接続できないようにする、といったことを徹底できるわけだ。

 「ゲームモード」は、全画面表示するソフトウェアが起動している場合、基本的なセキュリティ対策はそのままに、CPUへの負荷などを最小とする機能。ポップアップ通知、スケジュールによるスキャンなどを一時的に制限してくれるもの。ゲームに集中できる環境を構築できるだけでなく、ビデオオンデマンドで動画を楽しむなど、全画面表示でエンタメを楽しんでいる最中に邪魔されることがなくなる。ちなみにゲームモードは指定時間後に自動で解除できるため、解除し忘れたままにならないのも便利だ。

手動でオンにできるほか、フルスクリーンでは自動でゲームモードへの移行が可能。時間を指定した解除も設定できる

参考 ●ゲーミングPCにセキュリティ対策って必要? 軽量動作のESETがピッタリな理由

 このほか、不審なアプリからWebカメラを勝手に使われないようにする「Webカメラアクセス制御」、デバイスの盗難・紛失時に活躍する「アンチセフト」、ID・パスワード入力時のセキュリティを向上させる「インターネットバンキング保護」といった機能もある。

参考 ●投資の先行きが気になる今、証券口座アクセスのセキュリティを向上させる!

インストールした機器を守るだけじゃない!
複数のデバイスをまとめて管理できる便利機能も

 NPS®ベンチマーク調査の結果で気になったのが、「Wi-Fiルーターのセキュリティ対策」に関する分析だ。

 何らかのセキュリティ対策を行っているというユーザーの割合が56.7%と高く、PCやスマホだけでなく、ネットワーク環境にもセキュリティ意識が重要だと考えている人がそれなりの数いるという結果になっていた。

 とはいえ、いくらセキュリティを強化したいと考えていても、ネットワーク環境がどんな脅威にさらされているのか、一般ユーザーが調べるのはなかなか難しい。こんな時に便利なのが、ESET インターネット セキュリティの「ホームネットワーク保護」機能だ。

 これは家庭内ネットワークで怪しい通信が行われていないか、見知らぬ機器が接続されていないかを確認できるツール。今はPCやスマホはもちろん、スマートスピーカーやネットワークカメラといった機器、さらにテレビ、HDDレコーダー、エアコン、洗濯機などの家電までネットにつながる時代だ。それだけに、いつのまにやら増えているネットワーク機器をすべて把握するのは難しい。

 しかし、「ネットワーク検査」(ホームネットワーク保護)機能を使えば、これらネットワークに接続されている機器を一覧表示可能。何が接続されているのか確認しやすいため、勝手にWi-Fiへと接続された機器などを見つけられるのだ。

ネットワーク機器の一覧表示から怪しい通信の発見まで、LAN内のセキュリティをチェックできる

 また、ボット化した機器の怪しい通信も見つけてくれるため、セキュリティが甘く乗っ取られてしまった機器をいち早く発見するのにも役立ってくれる。

 こういったネットワーク環境の怪しい点が見つけられれば、Wi-Fiに接続された正体不明の機器をブロックする、ボット化した機器の利用を止める、といった対策が立てられる。セキュリティを高めるために、ぜひ活用したい機能だ。

参考 ●ボーナスで買ったルーターやネットワーク機器はセットアップしただけじゃ不十分、では何をすべき?

 デバイスのセキュリティではなく、ユーザーの安全や管理といった機能が使えるのが、「ESET HOME」。これはソフトやアプリをインストールして使うのではなく、ブラウザーでアクセスして利用するWeb上のサービスだ。

ライセンス管理やペアレンタルコントロール、アンチセフト、Password Managerなどが利用できる「ESET HOME」

 できることは色々あるが、特に活用したいのがライセンス管理。複数のESETライセンスの使用状況、インストールされてるデバイス情報の表示、使わなくなったデバイスのラインセンス削除といった操作が、このESET HOME上で可能だ。製品認証キーの確認もできるので、新しいデバイスにインストールしたいときにも重宝する。

 このほか、子供のPCやスマホ利用を制限できる「ペアレンタルコントロール」、デバイスの紛失・盗難時に便利な「アンチセフト」といった機能もあるので、うまく活用すれば、より安全に、安心してデバイスを利用できるようになる。

 さらに、「ESET スマート セキュリティ プレミアム」では、複数のPCやスマートフォンでパスワードを共有管理できる「Password Manager」機能も利用可能。IDやパスワードを安全に管理したいというのであれば、ぜひ活用したい機能だ。

継続利用したい、他人に勧めたいと考えるだけの理由がある!

 NPS®ベンチマーク調査で5年連続1位の理由を探るため、ユーザーの推奨理由を見てきたが、価格の手頃さと動作の軽さ、セキュリティの高さを支持する声が非常に大きいことが分かった。

 いくら動作が軽くてもセキュリティが甘ければインストールしておく意味がないし、この逆に、どれだけ強力なセキュリティ機能を搭載していても、重たければ常用できない。

 その点ESETは、トップクラスの軽さでありながら高い検出率、豊富な機能により高いセキュリティ性能を備えているのが強み。さらに、5台や3年といった割引率の高いプランが用意されており、価格面でも満足できるものとなっている。

 これだけの条件が整っているからこそ、ESETは、継続利用したい、他人に勧めたいと考える人が多く、一度使えば長く支持される理由なのだ。

追記:12月1日、「NTTコム オンライン NPS® ベンチマーク調査2022」の調査結果が発表され、セキュリティソフト部門の1位を「ESET」が獲得。「ESET」のNPS® 1位獲得は6年連続となりました。

■セキュリティソフトを対象としたNPS® ベンチマーク調査2022の結果

(提供:キヤノンマーケティングジャパン)


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