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開放型にも密閉型にもなる2ウェイスタイルの完全ワイヤレスイヤホン

新発想、JBLがスケルトンデザイン採用の「TUNE FLEX」を発表

2022年10月04日 13時00分更新

文● ASCII

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 ハーマンインターナショナルは10月4日、JBLブランドの完全ワイヤレスイヤホン「TUNE FLEX」を発表した。価格はオープンプライスで、直販価格は1万3200円。発売は10月7日を予定している。カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色。

TUNE FLEXのホワイトモデル

 マイクやアンテナ部分がスティック状に伸びた開放型の機種だが、イヤーチップを交換することで密閉型にもできるという面白い製品。スケルトンケースに収録されており、本体が透けて見えるほか、イヤホン本体にも透明パーツを使用しており中のチップが見える。デザイン的にも斬新だ。

スケルトンにすることで、中のパーツも見える

 アクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)対応で、外音取り込みにも対応。マイクは左右合計4基となっている。

 JBLによると、イヤホンを着けたままの状態で生活をする人が増える中、周囲の音を聴ける開放型のニーズは高いが、必要に応じて音楽に集中したい場合もあり、1台で両方のニーズに応えられる企画として“2ウェイ使用”の機能を採用したという。ANCオフの状態であれば本体のみで約8時間(ケース充電併用で約32時間)の連続再生ができ、10分の充電で2時間の急速充電にも対応するため、1日使い続けられる点もアピールしている。なお、ANCをオンにした場合は約6時間。

左が開放型、右が密閉型にした状態

カバーを取り外して、密閉型用のイヤーチップに交換する

 ケースは一見すると傷や汚れに弱そうだが、航空機の窓にも用いられるポリカーボネートとなっており、透明度、衝撃強度、耐熱性に優れるという。鉛筆硬度試験(旧JIS K5400)をパスし、傷防止用のUVオイルを塗布することで変色しにくいという。

これ以外にパープルのカラーバリエーションもある

 ダイナミックドライバーの直径は12mm。Bluetooth 5.2対応。SBCとAACコーデックの利用が可能。グーグルのFast Pairやマルチペアリングに対応。本体はIPX4相当の防水性を備える。本体重量は約4.8g。充電ケースは38.6g。

 なお、JBLでは秋冬のキャンペーンとして「MUSIC! 好きなように、聴きまくれ。」を実施中。水曜日のカンパネラの2代目ボーカルメンバー・詩羽さん、ブレイクダンサーのShigekixさんが出演するPR動画もYouTubeで公開されている。

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