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京都大学・プラットフォーム学連続セミナーVol.14「メタバースとプラットフォーム学」

KDDI・クラスター・京都大学の有識者らが「単なるバズワードではないメタバースの本質」を解き明かすオンラインセミナー開催(10月6日・参加無料)

2022年09月30日 18時30分更新

文● ASCII

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 京都大学「社会を駆動するプラットフォーム学卓越大学院プログラム」では「プラットフォーム学連続セミナー」と題して、一般の方も無料参加できるオープンなオンラインセミナーを、プログラムの一環として毎月展開しており、その第14回が10月6日(木)に開催される。

【参照記事】
謎の学術「プラットフォーム学」を始める京都大学、求む「世界でかませる人」

 長年にわたって基礎技術の研究が続けられる一方で、サービス・アプリ・ゲームなどの流行と衰退が繰り返されながら、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)・SR(代替現実)などのバーチャル空間を活用した様々な取り組みは、2022年の今「メタバース」というワードで、いよいよ本格的に生活やビジネスの中へ導入されようとしている。一般向けとしてはエンターテインメント分野、あるいは業務用機器として医療や建設現場などでの利活用イメージが強いところから、多分野の企業や団体が自社サービスや趣向を凝らした体験などをバーチャル空間で提供するようになりつつあり、この分野がまさに夜明けを迎えたような印象を持たれている方も多いのではないだろうか。

 しかしメタバースと称されるサービスやデバイスが社会へ本格的に広まることで、我々の日々の暮らしや働き方へどういった本質的変化が起こりうるのかについては、プラットフォームの乱立なども背景に未だ明確な見通しがあるとは言い難い状況でもある。今回のセミナーではこの分野がこれまでに辿ってきた変遷や、各プラットフォーマーの現況、メタバースを掲げたサービスを展開する企業各社の狙いなどを踏まえた上で、メタバースの本質的な価値を有識者らが議論する予定だ。参加申込は10月5日(水)正午まで受け付けている。

京都大学【プラットフォーム学連続セミナーVol.14】イベント詳細

・イベント名:メタバースとプラットフォーム学 ~いよいよ見えてきた仮想空間での暮らし・働き方・ビジネスの未来~
・開催:2022年10月6日(木)16時45分 〜 18時45分
・主催:京都大学プラットフォーム学卓越大学院
・協力:京大オリジナル株式会社、株式会社角川アスキー総合研究所
・事前応募制/オンラインセミナー(Zoomウェビナー)
・お申し込みはこちらから

登壇者一覧

KDDI株式会社 事業創造本部 副本部長 兼 Web3事業推進室長 兼 LX戦略部長
中馬和彦 氏

KDDI株式会社 事業創造本部 副本部長として、スタートアップ投資をはじめとしたオープンイノベーション活動、地方自治体や大企業とのアライアンス戦略、および全社横断の新規事業を統括。経済産業省 J-Startup推薦委員、経団連スタートアップエコシステム改革TF委員、東京大学大学院工学系研究科非常勤講師、バーチャルシティコンソーシアム代表幹事、一般社団法人Metaverse Japan理事、クラスター株式会社 社外取締役、Okage株式会社 社外取締役。

クラスター株式会社 メタバース研究所
早瀬友裕 氏


2019年に東京大学大学院数理科学研究科で博士(数理科学)を取得。専門は深層学習の数理。VRを2017年頃から遊ぶうち、ソーシャルVRに惹かれ、2022年からクラスター株式会社メタバース研究所に所属。VR・機械学習・数理科学の融合により、身体のように操作可能なソーシャルVR空間構築を目指している。

京都大学 プラットフォーム学卓越大学院 プログラムコーディネーター
原田博司 教授


京都大学情報学研究科教授。郵政省通信総合研究所(現 情報通信研究機構)を経て2014年より現職。5G、6G通信システム、IoT用通信システムの研究開発、標準化、実用化に従事。取得国内特許は250件以上。自身が開発したスマートメーター用無線システムWi-SUNは、全世界で数千万台導入されている。

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