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2023年型ハイエンドモデルは換気と暖房が強み:

パナソニック、換気できるエアコン強化 排気も給気もできる「エオリア」

2022年09月28日 11時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita) 編集● ASCII.jp

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ルームエアコン エオリア 23LXシリーズ
発売日 2022年11月10日
想定実売価格 28万円前後〜50万円前後
パナソニック

https://panasonic.jp/aircon/eolia.html

 新型コロナウイルス感染対策で求められるのは定期的な換気ですが、エアコンを使っているときは窓を開けたくありません。そこでメーカー各社が開発を進めているのは換気機能付きエアコンです。

 パナソニックが9月28日に発表したルームエアコン最上位モデル「エオリア23LXシリーズ」は、換気時に給気+排気の切り替えができるようになった2023年型の新製品。温度センサーを使い、気温に合わせて自動的に給気と排気を切り替える機能も搭載します。夏に室内の熱気を外に出したり(排気)、冬に外気を取り入れて加湿することができます(給気)。

 2022年モデルの換気機能は給気のみでしたが、新製品は室外機の換気ユニットを改良し、弁の開閉によって風路を切り替える新機構を採用。これによって気密性を持たせながら給気と排気を切り替えられるようになり、ダンパー機構を採用した他社製エアコンの換気機能より高い換気量を実現できるとしています。

室外機の上部右側に設置しているのが新型の換気ユニット

弁の制御によって排気/給気を切り替えられる

 やはり最近ニーズが増している暖房機能も強化しました。運転時間を学習して予熱運転をすることで、エアコンをつけるとすぐ温風が出る「すぐでる暖房AIチャージ」機能を搭載。通常運転時より消費電力は上がりますが、吹き出し温度が40℃になるまでの時間が30%短縮されるそうです。

 従来も予熱運転機能はありましたが、「おはようチャージ」と言って朝限定の学習機能でした。新機能では朝・昼・夜、曜日別に学習できるようになり、いつでも使える機能になっています。

 冷え性がちになる高齢者を意識した冷房機能「しっとり冷房」も搭載しました。湿度が下がりすぎると肌が乾燥して手足が冷えやすくなるということで、通常よりも湿度をやや高めに設定して冷房運転することで、室温を下げながら体の冷えすぎを防ぐというもの。

室温を下げても体が冷えすぎない「しっとり冷房」

 リモコン代わりに使えるスマホアプリ「エオリアアプリ」も改良。親指で操作しやすくするため、ボタンを下にまとめた「ボトムナビゲーション」というデザインに変更して、運転状況もわかりやすくしました。

アプリも親指で操作しやすいデザインにリニューアル

 清潔性能としては抗ウイルス性をもつ「抗ウイルスエアフィルター」を搭載。従来のAg+銀イオンコーティングに加え、JALのラウンジにも使われるSIAA認証取得の抗ウイルス剤を塗布しました。

 新型コロナウイルス流行に伴い、より注目されるようになった住宅の換気性能。これまで住宅の換気といえばシックハウス対策の24時間換気システムでしたが、感染対策に加えて、リモートワークに伴う室内CO2濃度の上昇などが新たな換気ニーズを生んでいます。

 外壁に換気口を新設するのに比べ、エアコンの買い替えは導入のハードルも低そうです。折りからの値上げの影響もあって気軽に手が出る値段ではないため、つねに新鮮な空気が必要になる仕事部屋など、ここぞという部屋への導入を考えるといいかもしれません。

 

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