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Eコア倍増でスレッド数も最大32スレッドに

Core i9-13900Kの動作クロックは最大5.8GHz!Raptor Lake-SことデスクトップPC向け第13世代Coreが発表

2022年09月28日 01時20分更新

文● 高橋佑司 編集●ASCII

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 インテルは9月28日、カリフォルニア州サンノゼで開催された「Intel Innovation 2022」にて、同社の最新世代CPUであるRaptor Lake-SことデスクトップPC向け第13世代インテルCoreプロセッサー(以下、第13世代Core)を発表した。

 今回発表されたSKUは、「Core i9-13900K」、「Core i9-13900KF」、「Core i7-13700K」、「Core i7-13700KF」、「Core i5-13600K」、「Core i5-13600KF」の6モデルとなる。

Core i9/i7/i3のK付きモデル3製品と、その内蔵GPU非搭載版(型番末尾がFのモデル)が発表。それぞれEコア数と動作クロックが増加している。Core i9のパッケージは、第12世代に比べて薄くなっている

今回発表されたSKUの主なスペック

なお、ノートPC向けのU/P/H/HXシリーズの存在も明らかにされている

 第13世代Coreは、第12世代インテルCoreプロセッサー(以下、第12世代Core)から引き続き、PコアとEコアを組み合わせたハイブリッドアーキテクチャーを採用している。Pコアには、新たに「Raptor Cove」と呼ばれるコアを搭載。最上位のCore i9-13900Kにおいては、前世代のCore i9-12900Kから比べ、Pコアの最大動作クロックが600MHz引き上げられ、5.8GHzとなった。

第13世代Coreの主な特徴

 また、Eコアにおいては動作クロックが増加しただけでなく、それぞれ前世代の同クラスCPUから数が倍増しており、スレッド数が大幅に増加。Core i9-13900Kでは、Pコア8基+Eコア16基で計32スレッドに到達した。

 さらに、L2キャッシュも増加しており、第12世代CoreではPコア1基辺り最大1.25MBだったものが、第13世代Coreでは最大2MBとなった。また、L3キャッシュも拡張されている。

 メインメモリーは、最大DDR5-5600に対応。ライバルAMDの最新CPU「Ryzen 7000シリーズ」とは異なり、DDR4も引き続きサポートしている。スペック上では、前世代から比べてシングルスレッド性能で15%、マルチスレッド性能で41%向上しているとのこと。

お詫びと訂正:掲載当初、対応メモリークロックの数値を誤って記載していました。該当部分を訂正すると共にお詫び申し上げます。(2022年10月18日12:50)

第12世代Coreからスペック向上は、シングルで15%、マルチで41%

 インテルは第13世代Coreについて、「World's Best Gaming Experience」、「A Leep in Creator Performance」、「Unmatched Overclocking Experience」を3つの柱として挙げている。

 同社の資料によれば、第13世代Coreによって最大24%のゲーミングパフォーマンスの向上、最大34%のクリエイターワークフローの改善が見込めるとのこと。

それぞれの分野における性能向上の目安

Core i9-13900Kの、ゲーム分野での競合とのパフォーマンス比較。増加した値はAMDの「Ryzen 9 5950X」との比較。左図の赤い線は、AMDの「Ryzen 7 5800X3D」の値

クリエイティブ分野におけるCore i9-13900Kのパフォーマンス

 なお、オーバークロックについては、同社のオーバークロック向けツール「インテル エクストリーム・チューニング・ユーティリティー」のアップデートを継続していくとともに、初心者向けにもわかりやすいように、ツールを改良していくという。

 その他、新たなチップセット「インテル Z790」チップセットについても取り上げた。主な変更点は、チップセット側で対応するPCI Express 4.0のレーン数の増加、およびUSB 3.2 Gen 2x2の対応ポート数の増加となっている。なお、第13世代Coreのパッケージは前世代から引き継いでいるため、インテル Z690チップセットなどのマザーボードでもそのまま使用できる。

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